エルマール・ロビオン プティ・メリエ ミレジム 2019 / Elemart Robion Petit Meslier Millésime 2019
「ヴァレ・ド・ラルドル」のテロワールを極めた、
流麗な作品群。ため息がでるような美味しさのキュヴェを生み出す
エルマール・ロビオンのプティメリエ100%のシャンパーニュ。
【テイスティング】
非常に珍しいプティメリエ単一品種のシャンパーニュ。
シャルドネの熟成したアロマのような林檎の蜜感や砂糖漬けのレモン、トースト香を感じさせる香りが心地よく、酸と甘みを感じさせる果実味が豊かに感じられます。
泡は力強く、口の中で弾ける一方、濃さのある旨みが広がります。
複雑さが心地よく、美しい経験となる1本です。
産地:フランス / シャンパーニュ
品種:プティメリエ100%
土壌・栽培:地元レリー村のリウ・ディ「ラ・ショード・テット」に0.25ha。粘土石灰質・砂質土壌。平均樹齢15年。
醸造:ステンレスタンクでアルコール発酵後、60%をステンレスタンクで、40%を228リットルの樽でマロラクティック発酵&4ヵ月間熟成。ドザージュはゼロ。生産本数1200本のみの特別限定作品。
【造り手について】
ランス市の西方、「ヴァレ・ド・ラルドル」のレリー村に1966年に創業したRMで、1992年に3代目ティリー・ロビオンが継承。2015年に修行を終えて参画した息子エロワとともに、父子で運営しています。
長年の厳格なリュット・レゾネ栽培を経て、2011にビオロジック栽培に転換。2014年に「エコセール」の認証を取得し、同年産のぶどう100%による処女作「VB01」を仕込みました。
「ここヴァレ・ド・ラルドルは、ランス山に発して西に下るアルドル川流域に広がる産地です。栽培品種はピノ・ムニエが主体で、次がピノ・ノワールです。シャンパーニュ地方で最も寒冷な産地と言われており、この地のシャンパンは総じて流麗でエレガントなスタイルになります。ヴァレ・ド・ラルドルのテロワールの美質を極めるために、ビオロジック栽培に転換しました」(ティエリー・ロビオン)。
「VB01」は、2018年秋にリリースされるやいなやヨーロッパ中のソムリエや世界各国のインポーターからの注目を集め、フランス・ミシュラン3つ星の「ピエール・ガニェール」や、世界のレストランランキングOADでかつてヨーロッパ第一位に輝いたこともあるスペイン・ミシュラン3つ星の「アスルメンディ」といった錚々たるトップレストランがオンリストを開始しました。2019年4月にシャンパーニュで開催された毎年恒例の春の祭典「Le Printemps des Champagnes」の「Bulles bio en Champagne」の会場では黒山の人だかりが絶えず、大きな話題となりました。
「ヴァレ・ド・ラルドル」のテロワールを極めた、流麗な作品群。ため息がでるような美味しさです。
(インポーター資料より)