ロイック マエ セクティリス テラ 2009 / Loic Mahé Sectilis Terra 2009
この上なく特別な熟成感。
豊かな濃度とアロマと美味しさをそなえた
素晴らしいの一言に尽きる辛口サヴニエール
22ヶ月かけてゆっくりと熟成されたセクティ リステラ。
この輝かしいミレジメは2009年のみのリリース。
選別された葡萄によって造られた特別なキュヴェ。
金色がかった琥珀色の色調。フルーティでミネラル感と木の香りが混ざり合ったようなアロマ。ピュアな豊かさと新鮮さに魅了される口当たり。
思わず何にも合わせずに単体でゆっくりと静かな時を感じながら飲みたくなる素晴らしい熟成された香りと味わい。酸は非常に丸くなり、濃密な口当たりです。
ペアリング:
深い熟成を感じさせる味わいなので、厚みや濃さのバランスをとったペアリングを。酸は穏やかなので、和食であれば、醤油や味噌など深みや複雑味、奥行きのある調味料を使った煮込みや煮付けなどと。
洋食であれば、コクや旨味のたっぷりある魚介料理、少しクセのある白身の肉(脂肪の多い鴨、ブレス鶏など)。
ゆっくり成熟した山のチーズ(ブフォール、コンテなど)、山羊のチーズはドゥミセック(8-15日間熟成)でもセック(3-4週間熟成)でもどちらでもよく合います。
【セクティ リステラについて】
1ヘクタールあたり30ヘクトリットル以下の非常に低収量に抑えることで高品質を保ち、この辛口のサヴニエールに素晴らしい濃度と豊かなアロマと美味しさを与えています。
生産量:4000本/年
標高100~200メートルの丘の土壌は、粘土石灰質が少し深くまで、さらに下層は片岩からなります。葡萄畑とその葡萄の果実は南のたくさんの恩恵と太陽の恵みを与えられ、健全な収穫を実現。
収穫・醸造:
手摘みで収穫。
カゴに入っている10kgの葡萄は、24時間、冷蔵庫に置かれる。
圧搾し、低温発酵し、シュール リーで繊細にバトナージュ(樽の中の滓を撹拌する作業)し、低温でデブルバージュ(不純物の沈殿)。
2つの葡萄品種は、それぞれ異なった熟成方法で別々に収穫され、それがワインに厚みと爽やかさをもたらします。
産地:フランス/ロワール・サヴニエール
品種:
シュナンブラン100%
造り手:
ビオディナミ農法
ビオロジック農法
このワインを飲む適温:
16~18°
デキャンタージュがお勧めです。
味わい:白辛口 (濃厚で熟成感の深い味わい)
【ロイック マエについて】
2000年、スレート土壌でAOCサヴニエールの素晴らしい区画を引き継いだロイック マエでしたが、そのテロワールはスレート土壌で南向きで、葡萄の木はありませんでした。そこで、葡萄園を再構築するプロジェクトに着手。それは 老いも若きも、仲間であるワイン生産者のサポートのおかげでの再構築でした。 彼は最初のブドウの木々を植え、徐々にいくつかの素晴らしい古樹の区画を買い取り、私の最初のワインを造ります。
2011年にシャトーラフランシェの葡萄園を買収し、現在、アンジェの南、ロワール河のほとりに主にシュナン とカベルネフランの11ヘクタール近くにも及ぶ葡萄畑を所有しています。
仕事の哲学はシンプル。
バランスのとれた真のワインを生産するために自然界の摂理をサポートする、 それぞれがゲ・ドルジェのテロワールの典型的な特徴を表現していくと彼は語ります。
スレート土壌、 砂岩、片岩の風化、風食された砂、フタニテ(大きな火山活動によって生まれる土壌)等。 このプロセスでは、葡萄木の生き生きとした葉を育てるにするために、木に多くの手間隙をかけなくてはならない。葡萄の蔓とその果実は当然ながら太陽の光と熱を必要とするので、葡萄木たちの成長を方向づけることが必須。 これらの区画で、春に開花する豊かな生命、常に探し求めている 植物とその果実の調和のとれた発達を最も助長するバランスを彼は常に探し求めています。
生き生きとした土壌とそれを取り巻く環境は、土壌の働きのおかげで保護されています。 化学製品や肥料を一切使用しない土壌で、ビオディナミー農法(有機農業認証エコセール取得)で葡萄作りが行われます。
果実のもつ素材の良さを存分に自然に引き出すため、低収量(30-35 hl / ha) に抑えており、 収穫は手作業でのみ行われ、 複数の選別方法で実行されます。 カーヴで継続する自然発酵、ブドウ畑での献身的な仕事のエスプリ: 自生酵母によるゆっくりとした発酵、補糖なし、 非常に少ない亜硫酸塩(SO2)添加、木樽または小さな容器で熟成させます。