ロイック マエ / エシャペ ベル2017 Loic Mahé / Échappée belle 2017
ロワールのシュナン・ブランと
アルザスのピノ・グリで造られた
なめらかでキレのあるロイック マエの絶妙白ワイン
産地:
フランス / ロワール(アンジュ)・アルザス
土壌:
スレート土壌、砂岩質土壌
ブドウ品種:
シュナン・ブラン、ピノ・グリ
特徴:
ビオディナミ農法・ビオロジック農法
収穫した葡萄は、動植物の自然なバランスを尊重し、雑草で覆われた葡萄の木から収穫したもの。収穫は全て完全な手作業によって行われる。
醸造:
直接圧搾し、デブルバージュ(清澄作業)し、マスト(果醪/かもろみ)とともに、酵母を使わずに発酵樽の中で自然発酵。また少量の亜硫酸塩(SO2)添加を除き、他は全て自然に委ねる。
シュール・リー製法で6ヶ月熟成。
味わい:
白辛口
なめらかで、生き生きとした主張と濃さのある旨味を備えます。
エキゾチックフルーツのアロマも感じるこの白ワインはアペリティフにもぴったり。また、クリーム仕立ての魚や白身の肉料理とも。
【ドメーヌについて】
2000年、スレート土壌でAOCサヴニエールの素晴らしい区画を引き継いだロイック マエでしたが、そのテロワールはスレート土壌で南向きで、葡萄の木はありませんでした。そこで、葡萄園を再構築するプロジェクトに着手。それは 老いも若きも、仲間であるワイン生産者のサポートのおかげでの再構築でした。 彼は最初のブドウの木々を植え、徐々にいくつかの素晴らしい古樹の区画を買い取り、彼らの最初のワインを造ります。
2011年にシャトーラフランシェの葡萄園を買収し、現在、アンジェの南、ロワール河のほとりに主にシュナン とカベルネフランの11ヘクタール近くにも及ぶ葡萄畑を所有しています。
仕事の哲学はシンプル。
バランスのとれた真のワインを生産するために自然界の摂理をサポートする、 それぞれがゲ·ドルジェのテロワールの典型的な特徴を表現していくと彼は語ります。
スレート土壌、 砂岩、片岩の風化、風食された砂、フタニテ(大きな火山活動によって生まれる土壌)等。 このプロセスでは、葡萄木の生き生きとした葉を育てるにするために、木に多くの手間隙をかけなくてはならない。葡萄の蔓とその果実は当然ながら太陽の光と熱を必要とするので、葡萄木たちの成長を方向づけることが必須。 これらの区画で、春に開花する豊かな生命、常に探し求めている 植物とその果実の調和のとれた発達を最も助長するバランスを彼は常に探し求めています。
生き生きとした土壌とそれを取り巻く環境は、土壌の働きのおかげで保護されています。 化学製品や肥料を一切使用しない土壌で、ビオディナミー農法(有機農業認証エコセール取得)で葡萄作りが行われます。
果実のもつ素材の良さを存分に自然に引き出すため、低収量(30-35 hl / ha) に抑えており、 収穫は手作業でのみ行われ、 複数の選別方法で実行されます。 カーヴで継続する自然発酵、ブドウ畑での献身的な仕事のエスプリ: 自生酵母によるゆっくりとした発酵、補糖なし、 非常に少ない亜硫酸塩(SO2)添加、木樽または小さな容器で熟成させます。