アキレ / リースリング ハネンベルグ 2019 Achillee /Riesling Hahnenberg 2019
肥沃な土地と長い日照時間によってもたらされた
成熟した香りを感じるリースリング。
豊かなボリューム、コクのある旨味と心地の良い酸。
芳醇なアロマと持続する余韻、
そして酸のバランスの生み出す美味しさに魅了される1本
【リースリング ハネンベルグについて】
産地:
フランス / アルザス
ブドウ品種:
リースリング 100%
土壌:
アペラシオン コトー デュ オー・ケーニグスブールのみ造られるシャトノワ村に位置する砂岩土壌
作業工程:
厳格なパリサージュ(葡萄の苗を支えるワイヤーの高さを調節する作業)。
果樹の摘芽を行い、 剪定をします。銅を保護するために9年前から植物の精油を使ってトリートメントしています。
収量:55hL/ha
醸造:
ワインの澄ましを非常に少なくし、素晴らしい素材をいかします。ケイ藻土フィルターを使ってとても緩めに濾過をし、亜硫酸塩はわずか3,5g/hLのみ使用します。
期間:
発酵期間は約12ヶ月間、熟成期間はステンレスタンクで22ヶ月間、シュール リー発酵させます。
外観:銀色がかった明るい黄色で非常に澄んでいる。
香り:深みがある、トーストしたシリアル、桃、杏、スモモといった香り。かすかに森の下草の香りも感じます。肥沃な土地と長い日照時間によってもたらされる素晴らしい成熟の結果です。
味わい:白辛口
とても大きなボリューム、素晴らしい芳醇なアロマと持続する余韻や酸とのバランスがとれています。そして柑橘系果実(ブラッドオレンジ、熟したレモン)の香りが現れます。 最後にはたっぷりとした塩味とスパイス香が際立ちます。
合わせる料理(インポーターお勧めを含む):個性的な魚、日本料理、白身の肉のクリーム煮、カルパッチョ、ガスパッチョ、タイム風味の仔羊のロースト、フルーツサラダ、マカロン、柑橘類のティラミス。 濃すぎないクリーミーな料理、エスニックな味わいの料理にも。
【アキレについて】
自然と人への敬意を礎にワインをリリースしているドメーヌ アキレ。
ドメーヌ名の「Achillée(アキレ)」とはフランス語で「西洋ノコギリソウ」のこと。
西洋ノコギリソウはドメーヌのワインのまさに象徴。
葡萄畑の美しい多様性の中に見られる植物たちの一つ、西洋ノコギリソウは、等間隔の100枚の花びらから構成され、太陽を分かち合って咲く植物です。ドメーヌは、その名前を与えるというよりも、ドメーヌの存在を支えてくれるすべての人々に敬意を示したいと考えて、その名をドメーヌ名としました。彼らの計画と信念を信じ、実現を助け、ワインを共に味わい、価値観を分かち合い、ドメーヌ アキレについて語り合える人々への敬意を表した名前なのだそうです。
そして、西洋ノコギリソウの真っ直ぐな茎は、辛口、ミネラル感、余韻の長さという彼らの生み出すワインの重要な骨格のようだとも造り手は語ります。
彼らは、ビオディナミとは植物とそれを取り巻く環境が生態系を造り出し、常にバランスを保つことが保証さればならないと考えます。 それは合成原料の投入を廃止を実践することにより現れます。特に、ビオディナミ農法の使用と太陽暦、太陰暦の利用を通して、葡萄の樹木が根をはらせることと土壌の品質向上のために、入念にその世話をします。
『私たちは、その場所に適した生態系をリスペクトし、問題の解決策を予想することで、治すというよりもむしろ予防するということを選択しました。』
ドメーヌは18ヘクタールに及ぶビオディナミの葡萄畑を開拓し、フランスのAB認証(Agriculture Bioligique:有機農法)、ドイツのデメテール認証(Demeter:ビオディナミ農法によって育った葡萄)を取得しています。
2017年秋には、藁、材木、石灰で造られた「ビオクリマティック(生物気候)」による新しい貯蔵庫をスタート。ヨーロッパの中でも最も大きく、90トンの藁が使用されています。
※画像は21018VTのものですが、2019VT もエチケットデザインに変更はありません