アルベール・セルス / シルヴァネール ソノ コンテント 2018 Albert Seltz / Sylvaner Sono Contento 2018
シルヴァネールの真髄を追求するアルベール・セルツ。
樹齢70年を超える古樹に由来する
美しく豊かな味わいの特別なシルヴァネール。
とろりとした蜜感のある珍しいシルヴァネール。
非常にすべらかで繊細、しなやかなな存在感が印象的です。
蜜のような口当たりとさらりと流れる甘やかさ、
そして、絶妙な酸とミネラルのバランス。
豊かな果実味に心ほどけるような味わいです。
【ペアリング】
白身の魚や肉をクリーミーな味わい、また、甘やかな味付け(照り焼きやBBQソース、また、酢豚のようなコクのある甘さ)で食べる料理などと。
マッシュポテトやミネラル豊富なチーズ、燻製チーズのお供にも。
デザートであれば、バナナのフランベやメレンゲ仕立てのルバーブのタルトとも。
産地:
フランス /アルザス
ブドウ品種:
シルヴァネール 100%
特徴:
ビオディナミ農法
外観:銀色がかった淡い黄色で美しい輝きをそなえます。
香り:最初、わずかに感じる酸化:ヘーゼルナッツ、リンゴ(時間の経過とともに消える傾向があります)。次に、ミラベル、甘いアーモンド、桃の香りが立ちこめてきます。
味覚:ややしなやかなアタックがあり、桃のような香りが強調されてきます。そして、甘いアーモンドの香りが現れます。緊張感が増し、繊細な余韻を楽しめるでしょう。最後に酸化の香りが再び現れます。
味わい:白辛口〜半辛口(甘やかさを感じる味わい)
【造り手について】
アルベール・セルツは、1576年に創設されたドメーヌの14代目オーナーです。
アルザス地方ミッテルベルグハイム村にある彼のドメーヌでは完全な有機農法を採用していますが、ワインは特にBIOの認証を受けていません。そして今後は、当然ビオディナミ農法を注意深く学び、実践していくべきだと考えています。
アルベール・セルツは、ビオディナミ農法で有名なレオナール・ウンブレヒトの弟子で、ワインは当然自然なものでなくてはならない、そのままの美しさを隠すような化粧のしすぎはよくないと説いています。
醸造は、ブドウに含まれる天然酵母のみを利用して発酵させ、澱とともに熟成させます。
アルベールはシルヴァネール品種の熱烈な信者で、毎年、販売用とは別にシルヴァネールのキュヴェを600本保管して、この品種が長期熟成に向いていることを人々に説いてまわり、「シルヴァネール資料館」と呼べるヴィンテージコレクションを持っています。
実際、アルベールはシルヴァネール品種のポテンシャルがAOCとして認められるようINAO(国立原産地統制名称管理機関)と長い間戦ってきました。A.O.C.アルザス・グラン・クリュは、「リースリング」「ピノ・グリ」「ミュスカ」「ゲヴュルツトラミネル」の"ノーブル"と呼ばれる4品種のみに認められていました。しかし、1998年に、アルベールがINAOとの長期に渡る手続きを経て、アルザス・グラン・クリュに続きリュー・ディ(小区画名)ゾッツェンベルクを表記して、この畑の「シルヴァネール」を例外的にグランクリュとして認めさせたのです。
今日、シルヴァネールがグランクリュの仲間入りをしているのは、アルベールの長年の努力の結果なのです。
(インポーター資料より)