ドメーヌ・ベルガルド キュヴェティボー 2020/ Domaine Bellegarde Cuvée Thibault 2020
複雑な香りと繊細なバランス感
ジュランソンの卓越性を見事に表現した
寄り添い上手な甘口のペアリングパートナー
【テイスティングとペアリング】
しっかりとした甘やかさと中程度の粘性を持ちながら、後口のキレがよく、すっきりと飲みやすい仕上がりです。華やかで複雑な香りと芳醇な味わいで、甘口ワインに苦手意識がある方から、甘口ワインがお好きな方にまでお勧めしたい味わいの良さです。
料理と合わせる際、デザートワインと合わせるだけではなく、食中酒としてもお勧めです。
イメージするよりもずっと寄り添い上手なこのワイン。
例えば、クリームチーズと林檎を使ったキャラットラペなどと抜群の相性です。
リンゴの果実の甘さと、クリームチーズのとろりとしたクリーミーな口当たりとコク、酸味のある味付けに、このワインが加わると、コクとコク、果実味と果実味、酸味×甘味のバランスが綺麗に整い、素晴らしいペアリングに。
また、アンチョビのポテサラには、甘さ×塩気×コクの方程式で、マヨネーズのコクやポテトの甘やかさ、アンチョビの塩気に好相性。
いづれも料理に寄り添いながら、料理を補完して、味わいのバランスチャートが綺麗な「円形」に近づくようなペアリングを味わうことができます。
産地:
フランス /南西地方 ジュランソン
品種:
プティ・マンサン 100%
製造方法:
オーガニック認証申請中
醸造:
9ヘクタールの南向きの畑で収穫される、プチ・マンサンは11月頃に遅摘みされたプチ・マンサンを使用したもので、バリックで熟成し、バトナージュをしてから一度濾過をし、瓶詰めされる。
味わい:
白甘口(ミディアムボディ)
【造り手について】
キュヴェ ティボーは、ジュランソンのドメーヌ・ベルガルドのフラッグシップとも言えるデザートワイン。
多くの美食ガイドでも紹介されており、香りの複雑さ、口の中で感じる繊細なバランス感が、ジュランソンというアペラシオンの卓越性を見事に表現した1本です。
現オーナーの祖父に当たるグラチャン・ラバスがドメーヌ・ベルガルドを購入したことで、ブドウ園が生まれました。1926年に創業し、1985年からパスカル・ラバス氏の指揮により有機栽培を実践、2007年からはビオ・ディナミで栽培しています。
ドメーヌの歴史は、一族の歴史でもあります。グラチャン・ラバスの息子アンドレが1960年代にブドウ畑を発展させたのち、さらに現オーナーである息子がその後を引き継ぎました。ブドウ園を丹念に手入れし、ジュランソンAOCのイメージを遵守したワイン醸造手法を使い、ブドウそのものの素材と風味を併せ持ったワイン造りを維持しています。ジュランソンAOCワインの中でも最高級ワインのひとつです。
(インポーター資料)