クリスチャン・ビネール シ ローズ 19&20&21&22 / Christian Binner Si Rose 19&20&21&22
アルザスで250年続く名門 ビオディナミが奏でる
美しく豊かな味わいのオレンジワイン。
香りから連想するバラのような=Si Roseと
肝硬変=Cirrhoseの発音が似ているため、
ラベルに肝臓も描かれています。
ゲヴュルツトラミネールとピノグリを8日間醸した22年を65%、
8ヶ月醸した21年を25%、
19年と20年のシローズ10%を、
アッサンブラージュし熟成しました。
オレンジピンク色の外観、マンダリンオレンジやさくらんぼの香り、コクのあるアフターの長い味わいが印象的なオレンジワインです。
【ペアリング】
ゲヴェルツに由来するバラのような華やかな香り、明るい濃さの黄色い柑橘、さくらんぼのジューシーさが味わいにも感じられます。ピノグリのほの苦味とオレンジワインならではのタンニンが余韻まで長く続き、静かに広がります。空気に触れて少しおくと角が取れて口当たりがより柔らかに、豊かな旨味を感じます。
コクがあり、香りにも味わいにも存在感があるため、力強さのある味わいの料理と合わせてみたい1本です。
紅茶と金柑の煮豚(バラやロースなどやや脂の旨みのしっかりしたもの)、ステークアッシュにママレードと粒マスタードを添えた一品など。
シンプルに、スパイシーな中華やアジアン料理にも。春巻きやエビチリ、ピリ辛なソースをかけた生春巻きなども一緒に楽しみたいペアリングです。
シローズの華のある香りが香草類にもよく合います。
産地:フランス / アルザス
品種:
ゲヴュルツトラミネール65%、ピノグリ35%(手摘み/平均50年)
栽培・認証:ビオロジック ビオディナミ/エコセール デメテール
土壌:魚卵石の石灰
標高・向き:220 ~ 300m・南
面積:1ha
酵母:自生酵母
発酵・熟成:
65%は8ヶ月間醸した2022年のシローズ
25%は8ヶ月間醸した2021年のシローズ
10%は2020年と2019年のシローズ
をアッサンブラージュし、フードルで熟成
無濾過・無清澄/瓶詰め:2023年3月
SO2:無添加 (トータル:0mg/L)
アルコール度:13.5%
味わい:オレンジ・辛口
【造り手について】
アルザス地方のコルマールよりすぐ北のAmmerschwihrという村に位置するDomaine Binnerは1770年からワイン造りを行っている、非常に名門の家族です。
醸造に関しては農業本来の姿をモットーとして、無農薬を徹底し、SO2もほとんど使用し ておりません。今でこそ無農薬のスタイルが見直されておりますが、お父様の時代には化学肥料がもてはやされた頃でした。その時代にもかたくなに一貫して無農薬の農業を続けま した。まわりの人に変わっていると散々言われましたが、このスタイルを一貫して守り続けた造り主です。
収穫も手で行っている為、家族だけで手入れが出来る11haの畑を大切に守っています。アルザスでは決して大きな造り主ではありませんが、先祖代々から大切に 受け継がれた財産は、カーブの中1つとってもうかがえます。古いヴィンテージのワインが数多くストックとして残っており、アイテムが多い為に各ストック場所がCaveの地図で管理されており、品質に関しても徹底した姿勢をもたれています。
Binner家のワインの味わいはウルトラ自然、一度飲んだら誰でも忘れることが出来ない 程、印象的な香りと厚みとエレガンスを備えたスーパーワイン。
その素晴らしいキュヴェの数々を是非お楽しみください。
(インポーター資料より)