アキレ ゼロ ドザジュ2020 / Achillée Zero dosage 2020
自然のエネルギーに満ちた
豊かな味わいのナチュラルスパークリング。
【テイスティング】
完熟したりんごやナッツの風味。シナモン系のスパイス。柔らかな香ばしさ。
濃さはあるけれど後口はドライで、エネルギッシュな一方で爽やかに飲める。
冬から春に移り変わる今の気分にもぴったりな1本です。
料理を合わせるなら、少ししっかりとした味付けのものとよく合いそうです。デザートであれば、洋梨のタルトやアップルパイとも。
産地:フランス / アルザス地方
品種:リースリング40% ピノブラン20% オーセロワ20% ピノノワール10%シャルドネ 10%
タイプ:スパークリングワイン
栽培:Biodynamie ビオディナミ農法
土壌:シャーヴィラーの砂利質(ヴィレ渓谷の扇状地の小石、とてもやせていて軽く、粘土が少なく、非常に水はけが良い)、ダンバッハ ラ ヴィルのフランクシュタインの北斜面。
栽培における作業工程:厳格なパリサージュ(葡萄の苗を支えるワイヤーの高さを調節する作業)。
収量:65hL / ha
アッサンブラージュ(ブレンド):リースリング40%、残りはピノブラン/オーセロワ/シャルドネ/ピノノワールとピノグリに分けられます。
醸造における作業工程:ワインの澄ましを非常に少なくし、素晴らしい素材をいかします。ケイ藻土フィルターを使ってとても緩めに濾過をし、いつ何時も何も加えず、門出のリキュールも一切加えません(ゼロ ドサージュ)。
期間:発酵期間は約1ヶ月間、熟成期間はステンレスタンクで9ヶ月間、シュール リー発酵させた後、シュールラットで休ませてから澱引き作業をしました(日付が発売日に最も近くなるよう、小ロットごとに)。
テイスティング 外観:ピンクを基調とした濃い黄色で非常に清澄です。持続的で細かい泡。
香り:深みがあり、ミラベル、ヘーゼルナッツ、赤リンゴ、柑橘類(主にオレンジの皮)の香り。また、スターフルーツとホオズキ(新鮮な果物の精緻な香り)を感じます。最後にはブリオッシュとアーモンドの香りが現れます。
味覚:繊細で持続的な泡。口あたりは非常に豊満で、ヴィンテージの豊かさを証明しています。熟した果実(赤リンゴ、柑橘類、洋梨)。最後にはシナモン系のスパイスが際立ちます。
合わせる料理:アペリティフ全般。牡蠣のポシェと林檎ゼリー仕立て、ホタテのポワレ、ポワロー(リーキ)のフォンデュ(フレッシュレモンクリーム仕立て)。例えばブルダル ータルト(洋梨とアーモンドクリームのタルト)といった、さわやかな味わいで食事を終えるのに理想的です。
【造り手について】
自然と人への敬意を礎にワインをリリースしているドメーヌ アキレ。
ドメーヌ名の「Achillée(アキレ)」とはフランス語で「西洋ノコギリソウ」のこと。
西洋ノコギリソウはドメーヌのワインのまさに象徴。
葡萄畑の美しい多様性の中に見られる植物たちの一つ、西洋ノコギリソウは、等間隔の100枚の花びらから構成され、太陽を分かち合って咲く植物です。ドメーヌは、その名前を与えるというよりも、ドメーヌの存在を支えてくれるすべての人々に敬意を示したいと考えて、その名をドメーヌ名としました。彼らの計画と信念を信じ、実現を助け、ワインを共に味わい、価値観を分かち合い、ドメーヌ アキレについて語り合える人々への敬意を表した名前なのだそうです。
そして、西洋ノコギリソウの真っ直ぐな茎は、辛口、ミネラル感、余韻の長さという彼らの生み出すワインの重要な骨格のようだとも造り手は語ります。
彼らは、ビオディナミとは植物とそれを取り巻く環境が生態系を造り出し、常にバランスを保つことが保証さればならないと考えます。 それは合成原料の投入を廃止を実践することにより現れます。特に、ビオディナミ農法の使用と太陽暦、太陰暦の利用を通して、葡萄の樹木が根をはらせることと土壌の品質向上のために、入念にその世話をします。
『私たちは、その場所に適した生態系をリスペクトし、問題の解決策を予想することで、治すというよりもむしろ予防するということを選択しました。』
ドメーヌは18ヘクタールに及ぶビオディナミの葡萄畑を開拓し、フランスのAB認証(Agriculture Bioligique:有機農法)、ドイツのデメテール認証(Demeter:ビオディナミ農法によって育った葡萄)を取得しています。
2017年秋には、藁、材木、石灰で造られた「ビオクリマティック(生物気候)」による新しい貯蔵庫をスタート。ヨーロッパの中でも最も大きく、90トンの藁が使用されています。
新たな試みとして、サクランボ、クエッチを6ヘクタールの土地に植え、一家は自然発泡の果実酒(スパークリングワイン)を造りました。
(インポーター資料より)