アンドレ エルハート リースリング グランクリュ ヘングスト 2020 /Domaine André Ehrhart Riesling G.C. HENGST 2020
「雄馬」を意味するグラン クリュ HENGST(ヘングスト)。
リースリング グラン クリュ ヘングストは、丘の中腹にある南向きの畑で収穫量が少ないため凝縮感があり非常にしっかりとしたストラクチャーです。そのため豊満で確固としたストラクチャーをワインに持たせるテロワールの特徴をよく表したワインになります。
緑がかった黄金色。シャープでしなやか。アタックはミネラルを感じ、次に熟したアプリコットや桃の香りが現れます。繊細な酸味のバランスよく豊かな後味。美しくアロマティックなワインで、ガストロミーな、料理の美味しさと楽しさを広げてくれる1本です。
産地:フランス / アルザス
品種:リースリング 100%
詳細情報
土壌 マール石灰岩
収穫 手摘み
醗酵 空気圧式プレス機で全房圧搾、温度を調整しながら、自然酵母で発酵
熟成 約10か月間タンクで熟成
味わい:白·中辛口
【造り手について】
アンドレ・エルハートは、ハウルの動く城のモデルとなった街、コルマールから南西5kmに位置する、ウェットルスハイムにあります。
村はアルザスワイン発祥地の1つであり、アルザスで最も重要な産地の1つで、広大な丘のふもとに広がっています。
収穫はすべて手作業で行われ、ひとつひとつ選果します。 raisins entiers圧搾はぶどうの劣化を防ぐため、全房で圧搾され、醸造は温度管理をしながら伝統的な方法で行い、シュールリーで熟成されます。
環境に可能な限り配慮してぶどうを栽培し、高品質なワインを造りだします。
ドメーヌの歴史
エルハート家は1910年以来、親から子へと4世代にわたってブドウを栽培してきました。
1910年当時は収穫したぶどうをネゴシアンに販売していましたが、1959年、アンドレと妻マリー・ジョセフィーヌは、自社醸造に切り替えドメーヌを設立。
地域のレストランや個人客へ販売、また海外、特にドイツへ輸出も始めました。
1980年、息子アントワーヌはブドウ栽培を学んだ後、彼が得た経験を活かしドメーヌに入り、1991年、妻レジーヌと共に事業を継承しました。
それ以来、発展は止まりません。
2つ目の貯蔵庫の建設、ドメーヌの拡張、発酵タンクや圧搾機を新調するなど、さまざまな投資がされました。
現在は、10ha以上のAOPを所有し、そのうちグランクリュは4ha所有しています。
当主、アントワーヌ・エルハート
グランクリュ ヘングスト
ヴィンツェンハイムの南に位置し、南、南東に面したブドウ畑は、かなり急な斜面で、標高270~360mに広がっています。
土壌は主に漸新世の礫岩と石灰岩の泥灰土で構成されており、ワインにしっかりとした構造の特徴を与えています。
若いヘングストのワインは、ワイルドな特徴を持っています。成熟するごとにワインは柔らかくなり、洗練されます。ヴィンテージに応じて10~20年は熟成可能です。
ヘングストは、力強さや粘り強さのあるテロワールであり、そのミネラル感は5年から10年後に力を発揮します。
(インポーター資料より)