シャンパーニュ シャルロ・タヌー ムニエ・ド・ムーシー 2019 / Champagne Charlot-Tanneux Meunier de Moussy 2019
華のある印象的な美味しさ。
『土壌の職人』が生み出すムニエ100%のシャンパーニュ。
【テイスティング】
ムニエという葡萄の個性を綺麗に引き出したワインとしての味わい高さを感じられるシャンパーニュです。
泡は細かく快活。綺麗な銅色。桃、プリュン(西洋すもも)やリンゴの香りが感じられます。
口当たり はとてもまろやかで濃厚です。果実味と酸味、まろやかさのバランスが素晴らしく、この価格ではなかなか見られないシャンパーニュです。
柔らかな濃さとそれを整える酸がアタックから印象的。開いていくとともに、甘やかな香りが溢れ、どんどん豊かになり、香りと味わいが華やぎを増します。
余韻には少し焦がしバターのような心地の良い樽のニュアンスが残ります。
時間が経つほどに濃密さを増す香り。
最後は、美しいワインを飲んでいるかのようなフィナーレ。
【ペアリング】
鴨肉のポワレやコンテなどのハード系のチーズとの相性が良いです。
繊細な料理(和食のような)にも合わせたいと感じる味わい。
濃密さを持ちながら、酸の秀逸なバランスから重たすぎず、素材感を楽しむ料理の邪魔をしない印象です。
シャンパーニュだけで楽しむことも、食事とともに楽しむこともしたくなる佇まいの綺麗なシャンパーニュです。
産地:
フランス / シャンパーニュ地方
マルドゥイユ村 ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
品種:
ピノ・ムニエ100%
構成:
コート・デ・ブランの北に位置しているムーシー村にある「Les Chardeloups」と「Le Prés du Bois」の二つの区画を組み合わせ て造られたキュヴェです。鉄分を含まれている粘土質の土壌に植えられたムニエを使用。
醸造:
天然酵母による樽発酵後、ワインは10 か月間古い樽で熟成されています。
マロラクティック発酵をせず、瓶の中で 3 年間熟成。
ドザージュ:
4g/l
8-10 度のサービス温度で白のワイングラスがおすすめです。
【造り手について】
自称「土壌の職人、五感の高揚者と感動の創造者」として、エペルネー近郊のマルドゥ イユ村の注目の造り手である ヴァンサン·シャルロ。ヴァンサンが手掛けているシャンパーニュは全てヴィンテージ付きで、マルドゥイユ、エペ ルネー、ピエーリー、ムーシー村のテロワールを表すため、各区画毎醸造をし、 年間 30000 本で 20 キュヴェ以上を手掛けており、全てはオートクチュールの逸品 です。彼の生み出すシャンパーニュは、ピュアであり複雑、そして他では感じられないアロマティックなもの。とてもユニークで美しいグランシャンパーニュと評されます。
「ャンパーニュ シャルロ·タヌー」は、元々ヴァンサンの家族が所有しているブランドです。農法や醸造は 全く一緒ですが、Demeter として承認されていません。畑の面積が狭く、周りに農薬物を使用しているメ ーカーが多い ため、ビオディナミの効果が少ないと思い 、別のブランドとしてリリースしています。
(インポーター資料より)