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- ドメーヌ ド ジュセピ ラ ジャレ ド ジュセピ AOP アンジュ 2017 / Domaine de Juchepie La Jarre de Juchepie AOP Anjou 2017
ドメーヌ ド ジュセピ ラ ジャレ ド ジュセピ AOP アンジュ 2017 / Domaine de Juchepie La Jarre de Juchepie AOP Anjou 2017
壷を意味する「Jarre」
壺で発酵したロワール·アンジュの
旨味と酸味のバランスの綺麗なシュナンブラン100%白ワイン。
【テイスティングとペアリング】
透き通った美しい黄金色。
青りんごの香りを始めとする華やかで複雑な香り。
抜栓当初はやや揮発酸が感じられます。
次第に穏やかに、味わいにまとまりが出てきます。
柔らかな口当たり、まろやかな旨味と酸、コクの綺麗なバランス、
そして、何よりエネルギーを感じる味わい。
葡萄の力をしっかりと表現したい造り手の意思を感じるような味わいです。
心地の良い酸が効いており、爽やかでありつつ飲みごたえのある
バランスの取れた仕上がりのシュナンブランです。
繊細で綺麗な仕上がりとエネルギー感を感じる1本。
醤油との相性も良く、お造りとも寄り添います。
赤身のまぐろや酢〆めの青背の魚とも美味しく、良い食中酒に。
よだれ鶏のような酸味と旨味のしっかりとした料理にも。
産地:
フランス / ロワール地方アンジュ
品種:
シュナン·ブラン100%
土壌:
灰色片麻岩、玄武岩(火山岩の一種)、フタナイト(微晶質の石英からなる硬い岩石。砕くと切口がとても鋭くな る)、流紋岩(花崗岩に対応する成分の火山岩。
栽培:
ビオディナミ農法(デメテール、ビオディヴァン認証)。
醸造:
手摘み収穫。
木製の垂直式圧搾機で手作業で搾汁。
自然酵母にて醗酵。補糖なし。1
1 ヶ月間を 1000L の陶器の 壷内、2 ヶ月間をタンク内熟成。
「Jarre」は壷の意。瓶詰め時にごく少量の SO2 を添加。
収量/30hl/ha。
残糖 1.2g/l。
総酸量 4.3g/l。PH3.15。
味わい:
白辛口
【造り手について】
当主はベルギー出身のエディ・オーステルリンク氏。父親から引き継いだ工具関係の会社の経営をしていたが、1985年、35歳の時に2haの畑を購入し妻のミレーヌ氏と600kmも離れたベルギーから通いワイン造りを学んだ。
2001年に経営していた会社を弟に譲り、50歳から本格的にワイン造りに取り組み始める。現在は20haの畑を所有し、8haの畑でワインを造っている。
栽培は1994年からビオロジック農法に取り組み、その後ビオディナミ農法に以降。2007年にはBiodyvinのメンバーとなっている。アペラシオンとしてはLe Coteaux du Layon Faye-d’Anjouを名乗る事を許された場所。
収穫は手積みで、重要なポイントは「適正な次期に積むこと。そして、選果を徹底すること。」1/2~1/3以上を使用しないことも少なくない。除梗は全てのキュヴェでは行わない。垂直式の木製圧搾機で24~36時間かけてゆっくりプレス。熟成期間は10~18ヶ月間。
▪️畑について
ペラシオンとしては、アンジュ・ソーミュールの中で Le Coteaux du Layon Faye-d’Anjou を名乗る 事が許されている場所。一般的には海洋性気候に属するが、それよりも近くのレイヨン河のもたらすミクロ クリマの影響の方が大きい。フランスの生産地の中でも古い地層のあるユニークなテロワール。アンジュから 大西洋に向かっていく川沿いは、古生代の片岩を多く含む地層で、珍しいことに石灰ではない。ワインは 片岩のもたらす粘りのある味わいになる。土壌は明るい色の粘土の中に、後期古生代の石灰系の上に
流紋岩があるのが Churelles と呼ばれるテロワール。Quarts は緑色。緋色シスト(片麻岩)。スピライト(緑色の変岩玄武石)、フタナイト (石英から成る硬い岩石)の上に 20~40cm の明るい色の粘土が覆っているテロワール。収穫は手積みで、畑の中で選果を行う。同区画 のブドウをドライ用、貴腐用と選り分けているので、選果は必然的に丁寧かつ厳格に行われることになる。「収穫で大切なポイントは、まず適 正な次期に摘むこと。そして選果を徹底して行うこと。」とエディ氏。1/3~1/2 を使用しないことも少なくない。収穫作業の回数は平均で 5 回、多い年は 8 回に至る事もある。
▪️醸造について
除梗はすべてのキュヴェについて行わず、垂直式の木製圧搾機を使うのが特徴。貴腐のついたワインについては、果汁が すでに少なくなっているため、無理に搾ると質のよくないジュースになってしまう。垂直式のプレス機は、果汁がブドウの枝を 伝いながらゆっくりと落ちて行くのが利点で、24~36 時間をかけてゆっくりと圧搾する。発酵と熟成は一つのキュヴェを除 いて樽で行なう。樽が置かれている地下のセラーには砂利が敷き詰めてあり、水をかけて温度調整をしている。熟成期間 は 10~18 ヵ月間。収量は非常に少なく、ドライで 30hl/ha、甘口で5~15hl/ha となる。
(インポーター資料より)