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ドメーヌ ギュイモ ミッシェル / ヴィレ・クレッセ カンテーヌ 2020 / Domaine Guillemot-Miche Viré-Clessé « Quintaine »2020
Quintaineのテロワール、収穫年、
そ してドメーヌ ギュイモ ミッシェルの個性を
全て感じられる1本。
どの年も異なる個性をもつものの、
ドメーヌのスタイルを一貫して表現している美しいヴィレクレッセ。
【テイスティング】
温暖化の影響でほとんど貴腐のつかなくなった年のヴィレクレッセですが、ヴィレクレッセらしいほのかな甘やかな香りと味わいを感じる仕上がりです。
全体的には辛口のスタイルで、綺麗な酸がボディを引き締め、上品なバランスのシャルドネを楽しめます。口当たりはオイリーで丸みがあり、それはルーサンヌなどの質感に少し似ている印象です。
素材感のある料理と寄り添い、和食であれば海老や脂の乗った鮪などのお造りとも。
洋食であれば、ワインのオイリーなテクスチャーに寄り添わせてペアリングを考えるのもお勧めです。
ワインの主張が穏やかなので、ペアリングの幅の広い1本です。
産地:
フランス /ブルゴーニュ地方 ヴィレクレッセ
品種:
シャルドネ 100%
面積:
6ha
栽培:
ビオディナミ農法(デメテール認証有り)
醸造:
コンクリートタンクで発酵
備考:
ドメーヌ最初期の1985年から2014年まで、ドメーヌで1つしか無かった歴史あるキュヴェ。Quintaineのテロワール、収穫年、そ してドメーヌの個性を全て感じられる1本。どの年も異なる個性をもつものの、ドメーヌのスタイルを一貫して表現している。
味わい:
白辛口
【造り手について】
82年に協同組合から独立した、エノローグ夫妻が運営する気鋭のドメーヌ。
ブルゴーニュ最南端のマコン市の北10km、にドメーヌ·ギュイモ·ミッシェルはある。
ドメーヌのある人口200人の小さな集落カンテーヌでは、1000年以上前からブドウが栽培されていたことが古文書でも証明されている。
85年に完全に父からドメーヌを受け継いだ2人は、多くのヴィニュロンとの交流からビオディナミのフィロソフィーに共感し、91年に「土壌本来の強さと植物の環境が調和される」ビオディナミに転換した。
本来の力を取り戻した土壌ではブドウ果の酸の低下が少なく、木に付いたまま完熟を待つことができる。そのため収穫は100km北にあるコート·ドールより遅く、10月に入ってから開始する。ブドウ本来の個性を尊重したテロワールの味のするワインを作り出している。
そのワインは、3つ星レストランが競って採用するほど実力ドメーヌ。(アルページュ、アランデュカス、タイユバン、ラッサール、アピシウス、ジュールヴェルヌ)
▪️テロワール▪️
現在耕作中の6.5haの畑は、ソーヌ川沿いの街Tournus/トゥルニュとMâcon/マコンの中 間に位置するカンテーヌの丘陵地帯に位置しており、ブルゴーニュの他の多くの畑と同じく、ジ ュラ紀中期バス階から後期オクスフォード階(約1億6600万年前~1億5500万年前)の 石灰岩を母岩としているが、歴史的にヴィレ村とクレッセ村の間に位置するカンテーヌ村のテロ ワールは、その母岩に由来するテロワールとは異なる特徴を有している。カンテーヌ周辺の起 伏は、夏の嵐を多く発生させ、石灰岩に由来するシルト質(砂質と粘土質の中間の粒径の 砕屑物)の脱炭酸作用を促進。これに伴い、ブドウ樹の生理作用と産まれるワインのスタイ ルに影響を受け、3つの特徴を有するようになる。
·夏期に水分が供給されることから、ワインによりよい酸がもたらされる
·石灰岩の活性度が低いことから、ブドウ樹への吸収が促進されワインの構造に変化がもたらされる
·シルト質には醗酵に寄与するユニークな微生物を育むことから、ワインの香りに変化をもたらす(自然酵母のみ で醗酵) ドメーヌの区画は東向きで、冬と夏を含む、極端な温度変化の影響をソーヌ川が和らげてくれる効果が期待でき る。
ドメーヌで最も古いブドウ樹はピエレットの祖父が第一次世界大戦頃に植樹したもので、最も若いブドウ樹でもマ ルクとピエレットが1980年代初頭にドメーヌに戻った頃に植えられたもの。
現在ドメーヌでは、ブドウの引き抜きは 行わず、寿命を迎えたブドウの植樹のみにとどめており、平均樹齢は60~65年に及んでいる。密植度は7000 ~8000本/ha。剪定はGuyot-Poussard/ギュイヨ・プサールを採用。より時間がかかる剪定法ながら、樹液の 流れを妨げることがなく、病害を抑制でき、寿命を長くすることができる。
(インポーター資料より)