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エリック・エ・ベランジェール・ティル シャルドネ プレ・フルール 2015 / Eric et Bérengère Thill Chardonnay Pré-Fleur 2015
燻した藁やナッティーな香りと旨味の奥行き。
余韻にコーヒーキャラメルのような香ばしい甘い香りも。
醤油との相性が良く、マグロの中トロとを醤油で合わせると、ねっとりとした旨味のコクと醤油の複雑味と綺麗に相乗するような美味しさです。
コクや香ばしい深みのある中華とも合わせてみたいワイン。
ジュラ好きには是非飲んで欲しい1本です。
産地:フランス / ジュラ
品種:シャルドネ100%
AOP Côtes de Jura。リウ・ディ「モンブコン」からのシャルドネ100%。1.8ha。粘土石灰質土壌。平均樹齢50年のVV。ステンレスタンクでアルコール発酵後、228リットルの樽でマロラクティック発酵&24ヶ月間のウイエ熟成。その後12ヶ月間酸化熟成。収穫からビン詰めに至るまで、SO2は不使用。
※ウイエ熟成はヴァン・ジョーヌの熟成と普通の樽熟成の中間。樽を通しての蒸発でワインが目減りして、そこに産膜酵母(フロール)が張るのまでは一緒ですが、そこにワインを継ぎ足しながら熟成します。ヴァン・ジョーヌよりも品種特性が表れたフレッシュなワインになるといいます。
味わい:白·辛口
【造り手について】
アルザス出身のエリック·ティルが、ジュラ中部のトルナル村に2009年に創業したドメーヌです。少しずつ畑を増やしていき、現在の栽培面積は7ヘクタール、その全面積で、2012年からビオロジック栽培を実践しています。
「ヴィニュロンになりたいという子供の頃からの夢を叶えることができました。この仕事の素晴らしさは、畑仕事の質と量がワインの品質に確実に反映されるところです。大きなやりがいを感じながら、毎日畑仕事に没頭しています。いろいろなワイン産地の研究をしましたが、僕が目指すスタイルのワインを造れるのはジュラだと思いました。体の隅々まですーっと染み込み、深い癒しを感じられるようなワインを造りたいのです。そしてそのためには、何よりもぶどうが完熟していなければなりません。僕のぶどう樹の葉は、ぶどうを収穫する時には黄色に変わっていて、しおれかかっています。ぶどう樹のすべての養分やエネルギーが、ぶどうの粒に凝縮されているからです」。
2020年9月には、フランス農務省やINAO等のフランス当局が10年の歳月を経てヴァン·ナチュールを公式に定義·認可した「Vin méthode Nature」に、ジュラで初めて加盟しました。「ヴァン·ナチュールとしての完璧な定義を持ち、かつ清麗で美味しいという、「VmN」の理念に深く共感しています」。
畑仕事の息抜きにはガーデニングをしているという、植物の、自然の、申し子。彼のワインは、まるでその液体が生命を宿しているかのように生き生きと、そしてしみじみと、体に溶け込んでいきます。いつまでも飲んでいたい。このゆっくりとした夜が永遠に続いてほしい。そんな気持ちにさせてくれるナチュラルワインです。
(インポーター資料より)
※本商品は3番目の画像では右側のボトルとグラスのものです。