パスカル・クレマン シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ・レ・マシュレル 2015
Pascal Clement Chassagne-Montrachet 1er Cru Les Macherelles [2015]
年間生産本数878本のみの少量生産。
ル・モンラッシェ特級にほど近い一級畑レ・シュヌヴォットとレ・ヴェルシェに隣接するシャサーニュ銘醸1級畑レ・マシュレル。
希少なグレイトヴィンテージ2015年の入荷です。
パスカル・クレマンのシャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ・レ・マシュレルは2015年以降入荷のない希少なワインです。
ペアリング:
綺麗なボリューム感を支える美しい酸が印象的です。
膨よかで深みがあり、重くない上品な熟成感と豊かな果実味のバランスを酸が洗練性をもって支えています。香りは華やかでありながらも落ち着いており、素材を生かした和食や繊細な料理との相性も高いワインです。
産地:
フランス /ブルゴーニュ
ブドウ品種:
シャルドネ100%
特徴:
樹齢50年以上のV.V
収穫2015年9月9日・瓶詰2017年1月4日
樽で発酵(新樽率3分の1)・16ヶ月間熟成
味わい:
白辛口
【ドメーヌについて】
パスカル・クレマンは、2011年に設立された、サヴィニー・レ・ボーヌ村を拠点とする、新鋭ネゴシアン。クレマン氏はポマールのブドウ栽培家の出身ですが、畑を相続しなかったため、若くから志したワイン造りへの道を独力で切り拓くこととなりました。
その第一歩に多大なる影響を与えたのが、コント・ラフォンとともにムルソーの2大巨匠の1人である、コシュ・デュリ。「白ワインの神」と呼ばれた伝説的人物ジャン・フランソワ・コシュ氏に従事し、直々にワイン造りの哲学と秘技を授かりました。
その後、ボランジェ傘下にあるメゾン・シャンソン、ドメーヌ・ベルヴィルの栽培兼醸造長を務めた後の2011年、念願である自身のメゾンを設立。 クレマン氏は「必要なことは時間を惜しまず、納得できるまで行う。ヴィンテージごとの個性をじっくりと見極め、臨機応変に、かつ最良の方法で醸造する。醸造家としてのすべてはジャン・フランソワ・コシュ氏から学んだ。」と語り、量よりも質にこだわるプロフェッショナルな栽培家達からブドウを購入し、醸造を行っています。
コシュ・デュリとの親密な関係は今日も続いており、退社してからも毎年合計12本ものアロケーションを譲りうけるほど。また、ジャン・フランソワ・コシュ氏の息子で現当主ラファエル・コシュ氏とも刎頚の友で、様々な情報交換を行いお互いのワイン造りの糧としています。
パスカル・クレマンは、可能な限り自然な醸造によって品質とテロワールの表現を追求しており、除梗をしないことや天然酵母による発酵を特徴としています。そんなパスカル・クレマンのワインは、調和の取れたバランスと長期熟成向きのしっかりとした骨格が特徴。フランスで最も影響力あるワインガイド誌ギィド・アシェットやフランスのワイン雑誌ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス誌で紹介されるなど、各方面でその高い実力が評価されています。
※ヴィンテージワインの中には長年の保存により、汚れや損傷があるものもございます。1本1本チェックは行っておりますが、年代を経てきたワインならではの特性や、逆にどうしても避けられない変化もあります。ご理解の程よろしくお願いいたします。