ドメーヌ・デ・ポンセティース レ・クレシュ 2017 / Domaine des Poncetys Les Crêches 2017
ワイン醸造家の農業大学による複雑で豊かなシャルドネ
ドメーヌ・デ・ポンセティースは歴史あるワイナリーであるだけではなく、ワイン醸造家たちの農業大学でもあります。
このオ・クロ・デュ・シャトーは、花、アカシア、トーストしたアーモンド、レモンの香りがする上質で繊細さを持つワイン。
ミネラル感との優れたバランス、
シャルドネらしいシャープなキレ、
そしてフィニッシュはミントのようにフレッシュ。
色調は黄金色に近く、
口当たりやまろやかで飲み心地がとても綺麗。
味わいは濃いめで果実の力を感じます。
開けたてはフレッシュで繊細な印象が残りますが、
時間が経つにつれて蜜感が増し、とても丸く、驚くような変化を見せてくれます。
このエステートで最高のサンヴェランのひとつ。
試すべき一本。
【ペアリング】
シャリが甘めでしっかりとした味のお寿司や、干瓢を使った巻き寿司、いなり寿司など味が濃い目で甘味のある味付けと柔らかな酸味のあるものととてもよく合います。
やや甘めの三杯酢を使った和物なども。
けれど、非常にバランスが良く寄り添い方が秀逸なので、食中酒としてであれば、かなり幅広い料理に合わせられる白ワインです。
【同ドメーヌのオ・クロ・デュ・シャトー2018との違い】
ヴィンテージの違いも大きいですが、こちらはより繊細で綺麗目な印象。すっきりとしていながら、心地の良い厚みを備えます。
オ・クロ・デュ・シャトーは、より膨よかで複雑味があり、奥行きを増します。
どちらも和食にも合わせられますが、レ・クレシュ 2017は素材や出汁を活かしたシンプルな和食に、オ・クロ・デュ・シャトー2018はまろやかでコクのある料理により良く寄り添います。
産地:
フランス /ブルゴーニュ
品種:
シャルドネ100%
栽培:
オーガニック
醸造:
自然酵母、手摘み、フードル樽発酵
熟成:
オーク樽6ヶ月熟成
SO2:
60 mg/L 以下
味わい:
白辛口(ミディアムボディ)
【造り手について】
2004年以降、ドメーヌ・デ・ポンセティースはサン・ヴェランのテロワールに力を注いでいます。このプロセスは、現在ユネスコ世界遺産に登録されているブルゴーニュのクリマ文化にインスパイアされており、有機農業の成熟期に収穫すること、自然な醸造を行うこと、という2つの原則に基づいています。
ブドウ畑の生物多様性を重視して、合成化学製品を使用しないこと、ブドウの木と畑を囲む低い壁の維持管理、そして「セレクション・マサール」の植え付けにより、多様なブドウの遺伝子を保証していることを尊重し、ワインを生産しています。
また、ワイナリーにおける生物多様性を、土着植物の育成を中心とした発酵プロセスで実現しており、多様な土着酵母は、各ヴィンテージで素晴らしいアロマの複雑さを生み出しています。彼らの目的は、この地の類まれな自然遺産を保護すること。そして、保存されているテロワールを忠実に表現したワインを保証することです。
(インポーター資料)