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クロ・シボン コート・ド・プロヴァンス・キュヴェ・カロリーヌ 2021 / CLOS CIBONNE COTES DE PROENCE CUVEE CAROLINE 2021
プロヴァンスの歴史ある希少種ティブーランを用いた稀有なロゼワイン。
鮮やかなピンクゴールドの外観。
ラズベリーや洋梨などの果実香に、メープルシロップをかけたトースト、白い花、クローブなどの芳醇かつ複雑な香り。
口当たりやわらかな酸に澄んだミネラル感、香り同様の果実味が広がり、後からクリームブリュレのような甘く円やかなニュアンスが長く余韻に残ります。
樽のしっかりときいた風味と果実の旨味がたっぷりと感じられる上質なロゼワインです。
産地:
フランス / プロヴァンス
品種:
ティブーラン85% グルナッシュ10% シラー5%
醸造:
圧搾後300Lのフレンチバリックにて野生酵母のみで発酵。
同容器内8-10ヶ月熟成。(新樽率33%)
味わい:
ロゼ(やや甘みのある味わい)
【注意】
クロ・シボン コート・ド・プロヴァンス・キュヴェ・トラディション 2021 とは同じ生産者の別のキュヴェとなります。エチケットが類似していますので、ご購入の際にはご注意ください。
【造り手について】
ワイナリーの歴史は古く、ルイ16世の時代に海軍大佐であったジャン・バティスト・シボンが城を購入したところからシャトーの歴史は始まります。その後1793年に現所有者であるルー家の手に渡り、以来200年以上もの間この地で葡萄栽培を続けています。
1930年代にアンドレ・ルーが当主となると、飛躍的に品質が向上し、国からクリュ・クラッセの格付けも獲得。また、古代ギリシャ時代から栽培されている古代品種のティブーランの保存、発展にも腐心しました。
ティブーランは、現在ではプロヴァンスの全栽培面積の2%ほどしか栽培されない希少な品種ですが、アンドレは自社畑の殆どでティブーランの栽培を続け、1973年のAOCコート・ド・プロヴァンス制定の際には、この品種もAOCの規定に組み込まれるようINAOに働きかけました。
現在はアンドレの孫であるブリジットと、夫クロード、息子のオリヴィエが主にドメーヌを運営、2000年代前半から有機栽培にも取り組み、2020ヴィンテージからは認証も取得しております。
(インポーター資料より)