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アントワーヌ ブヴェ ミレジメ 2014 / Antoine Bouvet Millésime 2014
旨味、コク、酸の秀逸なバランスが
料理に巧みに寄り添う。
飲みだすととまらない美味しさのシャンパーニュ。
ペアリング:
鮪と雲丹のトマトソースカルパッチョ、脂ののったカラスカレイの煮付け、
焼肉やピッツァ・マルゲリータ、串かつなども。
コクや旨味のしっかりとある料理と。そこに、火の入ったトマトや、焼肉だれやソースなど、甘味のある酸が加わると、さらに相性が高まり、旨味の相乗効果が生じます。
一方で、ぐじ(甘鯛)の造りを刺身醤油で合わせても、素材の味わいを損なわず寄り添い、食中酒として素晴らしい個性を持つシャンパーニュです。
自然エネルギーを高めるビオディナミ農法を取り入れながら、プルミエ・クリュ(1級)に格付けされている畑で限定生産されたアントワーヌ ブヴェのシャンパーニュ。
こちらのエクストラ ブリュットのシャンパーニュ ミレジム2014は、マレイユ・シュール・アイ村、アヴネ・ヴァル・ドール村、ビスイユ村のプルミエクリュ、樹齢30年のピノノワール品種とシャルドネ品種のぶどうの樹から50%のピノノワールと50の%シャルドネのブレンドで 作られています。
エクストラ ブリュット、ドサージュ3 g / l。
香りは酸化の香りと少し焼かれたトーストのような香り、ドライフルーツの香りがあり、口の中には、とても細かい泡が広がりすごく辛口のアタックに酸化熟成感も口中に感じられます。
非常に限られた量のわずか600本の生産量です。
【ミレジム2014について】
品種:シャルドネ 50%、ピノノワール50%
ドサージュ:3g/l
造り手:
レコルタン マニピュラン
リュットレゾネ農法
このワインを飲む適温:
8~10°
味わい:エクストラ ブリュット
【アントワーヌ·ブヴェについて】
このドメーヌのメゾンはマルイユ・シュール・アイにあり、プルミエ・クリュに格付けされているアヴネ・ヴァルドール(Avenay Val D’or)、ビスイユ(Bisseuil)、マルイユ・シュール・アイ(Mareuil Sur Ay)の3つの村に合計5haの畑を所有しています。
ブドウの品種は、アヴネ・ヴァルドール村ではピノノワール シャルドネとピノムニエを少し 、ビスイユ村ではシャルドネ とピノノワールを、マルイユ・シュール・アイ村ではピノノワールをそれぞれ栽培しており、平均樹齢35年のブドウの樹です。
現オーナーのアントワーヌ・ブーヴェ(Antoine Bouvet)は2011年より祖父からこのドメーヌを引き継ぎ、数年前から土壌改良に力を入れ、シャンパーニュをつくるためのブドウ栽培には除草剤を一切使用せず、イラクサからつくる発酵液肥料を使用、2015年からはエッセンシャルオイルも使用しています。
2016年からは1haの畑でビオディナミ農法を実践し、数年後には農薬や化学肥料を一切使用しない農法に転換する予定ですが、特に有機認証の取得を目的としているわけではありません。
ワイン造りでは、人が手をくわえることを極力おさえて、ワインにワイン造りを任せることを大切にしています。
補糖、酵素添加はせず、ブドウの果皮についている天然酵母のみを利用して発酵させます。
マロラクティック発酵も自然に任せ、フィルターによるろ過をせず、自然冷却して、澱熟成させます。
この間、できる限りポンプ等の使用に頼ることなく重力を利用して作業します。
ブドウは、畑の区画毎、村毎、セパージュ毎に醸造。
澱を瓶口に集めるためのルミュアージュ(動瓶)は、今でも木製の台(ピュピートル)を使用して手作業で行われています。
また、ドザージュに使われるリキュールは、アントワーヌ・ブーヴェの自家製です。