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オリヴィエ・ピトン マック2 2023 / Olivier Pithon - Vin Orange Mac2 2023
天才醸造家ステファン·ドゥルノンクールのもとで匠の技を身につけ、愛情を込めたワイン造りの必要性を学び、ルシヨン地方の小さな村Calce(カルス)に惹かれ、ジェラール・ゴビィと出会い、大地に魅せられたオリヴィエ。彼の造る本物のワインは「グラン・ヴァン・デュ・スッド」としか言いようがないと称賛されています。注目に値し、洗練され、見事に造られています。
【コメント】
オレンジやライムなどの柑橘類、厚みもあり、適度な酸とエレガントさあり、フレッシュな第一印象から余韻まで長く続きます。
甘い果実の香りとスパイシーな香りを併せ持ち、樽熟成24ヶ月を経て、白い果実や砂糖漬けの果実にスパイシーなアロマが加わったオレンジ色のワインです。
ペアリングは、しっかりとした食感と味わいのあるものと。粗挽きハンバーグやメカジキの竜田揚げなど、香ばしさと厚みのある旨味のものと。
アジア料理に新たな一面を与えるのにも最適です。
産地:フランス / ルーション(IGP コート・カタラン)
品種:ミュスカ100%
醸造:樽熟成24ヶ月
【造り手について】
ロワール渓谷アンジュ出身のオリヴィエ・ピトンは、ワイン生産者の家庭で育ちました。
故郷アンジュで祖父を、次にアンジュのコトー・デュ・レイヨン地区において、すでに有名な兄ジョー・ピトンの手伝いをするなど、14歳の時からワイン造りを志し、ブドウ畑やセラーでの仕事は当然のことながら10代のほとんどを過ごしました。18歳でロワールを離れ、ボルドーに移り、ブドウ栽培を学び、故郷とは大きく異なるワインの世界に目を開かせました。
ジュランソンとボルドーでいくつかの実務経験を積み、天才醸造家Stéphane Derenoncourt(ステファン・デュルノンクール)のもとで、さらにsavoir et faire(匠の技)を身に着け、「正確さ、仕事への愛情、バランス、軽さ、そしてワインは繊細に造られるべきであり、何よりも喜びをもたらすものでなければならないということ。」テロワールに精通する彼から大きく影響を受け、学校で学ぶことのなかった自然と調和しながら働くことの大切さ、土地やブドウ品種の個性を反映させることの重要さを教わりました。
その後、自身のワインを造りたいという願望が生まれ、ワインとテロワールへの情熱を叶える場所を探し始め2000年に、小さな村Calce(カルス)を訪れ、そこで、ジェラール・ゴビィと出会いました。
標高と絶えず吹く風、入り組んだ土壌を見て、直ぐにこの場所で、繊細で上品なワインが出来ると確信し、大地に魅せられたオリヴィエは、樹齢の高い樹の8.5haを購入。最初から有機農法を採用、2002年にはオーガニック認証、2010年にビオディナミ認証を取得。醸造所でも介入はできるだけ避けており、偉大なワインは畑で出来るというオリヴィエ氏の信念が反映されたワイン造りを行っています。
豊富な日照と風、夜は涼しいという恵まれた気候条件のおかげで、厳格なビオディナミ農法が行われ、2014年にはドメーヌ全体が認証を取得しました。
現在、ドメーヌの総面積は22ヘクタール、標高300メートルに点在するシスト土壌の区画に主にカリニャン、グルナッシュ・ノワール、グルナッシュ・グリ、マカブが植えられています。
誠実で、尊敬の念を持つ寛大な彼は、動物が好きで特に牛を愛しています。実際に、Lais(ライス)という名前の牛を連れてカルスにやってきた時は、地元の人々には変わり者に映ったようです。
(インポーター資料より)