- 商品を探す
- タイプ
- ボトル単体
- 【SOLD OUT】ドメーヌ・デュ・グラン・ムートン ミュスカデ“グラン・ムートン” 2020 / Domaine du Grand Mouton Muscadet Sevre et Maine Su
【SOLD OUT】ドメーヌ・デュ・グラン・ムートン ミュスカデ“グラン・ムートン” 2020 / Domaine du Grand Mouton Muscadet Sevre et Maine Su
独自のシュール・リー製法を完成させ、「呼吸するミュスカデ」、「躍動するミュスカデ」を生み出したミュスカデの帝王、ルイ・メテローのミュスカデ
ミュスカデの最高クリマとして君臨する23ha の畑「グラン・ムートン」。
「丸々と太った羊」という意味のGros Mouton グロ・ムートンが語源である「ムートン将軍」に因んで名付けられています。Petite Maine プティット・メーヌ河を見下ろす南西向きの傾斜地にあるこの畑には早成ミュスカデの熟成を確実なものにする好条件が備わっています。平均樹齢75 年の古樹に由来するグラン・ムートンのミュスカデです。
ミュスカデの最高クリマとして君臨する23ha の畑「グラン・ムートン」。
「丸々と太った羊」という意味のGros Mouton グロ・ムートンが語源である「ムートン将軍」に因んで名付けられています。Petite Maine プティット・メーヌ河を見下ろす南西向きの傾斜地にあるこの畑には早成ミュスカデの熟成を確実なものにする好条件が備わっています。平均樹齢75 年の古樹に由来するグラン・ムートンのミュスカデです。
【ドメーヌについて】
ミュスカデのワイン産地の中心部の小さな村Saint Fiacreサン・フィアクルにあるMetaireauメテロー家は、コロンブスがアメリカ大陸を発見した頃(1492年)から続くミュスカデ・ワイン造り一筋の家系。
かつてのメテロー家は、造ったワインを馬に載せてナントのカフェに売り歩く小さなドメーヌに過ぎませんでした。しかし、そのメテロー家が現在のような規模になったこと、そしてミュスカデの品質が向上し、世界に名を広めたのは、「ミュスカデの帝王」の異名を持つ先代のLouisルイによるものです。
14歳で学校を卒業するとすぐに家業を手伝い始めたルイは、たちまち若い世代のヴィニュロン達のリーダーになりました。1957年の独立と同時に、近くに住むヴィニュロン2人との間でミュスカデのトップ・キュヴェをセレクションするコンクール「メテロー杯Coupe Louis Metaireau du meilleur vigneron」を開き、自分のキュヴェと一緒にプロモートをし始めました。
このコンクールは造り手が判断できないワインを前に行われるため、かなり手厳しい批評が飛び交います。ルイが提唱したこのコンクールのお陰で、より良いワインを造ろうという競争心がヴィニュロン達の間で芽生え、ナントの地は活気づきました。それから精鋭な9人のヴィニュロンが「メテロー杯」のレギュラー・メンバーとなり、1970年「ルイ・メテローとアーティスティック・ヴィニュロン達 Louis Metaireau et ses Vignerons d’Art」が結成されたのです。
ドメーヌの最も樹齢の高いブドウ樹から生まれる“キュヴェ・ワン”、
ミュスカデの最高クリマ“グラン・ムートン”、
そして若樹のブドウから生まれるフレッシュな“プティ・ムートン”各々はっきりとした個性を持つミュスカデを創造したルイは、「ミュスカデの帝王」に君臨しました。
こうしてルイ・メテローのミュスカデは、優雅で香り豊かな水準の高いガストロノミー・ワインとして不動の地位を確立したのです。
メテロー家はルイから、娘のMarie-Luceマリー=リュースと、彼女の夫であるJean-Francoisジャン=フランソワに受け継がれました。ジャン=フランソワもまた何世代も続く栽培家・ネゴシアンの家族出身で、常にワインの世界で勉強し、働いていました。彼らはルイの創造したキュヴェを大切に守り続けると共に、そこに自分たちのオリジナリティを加味して、メテロー家のトップ・キュヴェである“エクスクリュジヴィテ”を1歩進化させた「ミュスカデのオート・エクスプレッション」を造り始めました。
Muscadet de Haute Expressionミュスカデ・ド・オート・エクスプレッション,これは「高貴な表現力を持つミュスカデ」のことを言います。
「ライト&フレッシュで飲みやすい」というイメージが定着しているミュスカデも熟成を重ねることで、我々の抱いているイメージとは全く異なる深みのある偉大なワインへと成長します。
ミュスカデの「オート・エクスプレッション」を目指すため、ナントワイン生産者連合会(現在,当会はなくなり、アペラシオンは、ロワールワインの業者組合アンタープロフェッション・デ・ヴァン・デュ・ヴァル・ド・ロワールに属す)は、ヴィンテージや畑などを区別したワイン・コンクールを行い、それらのポテンシャルが最大限に表現された上品かつ繊細な「熟成させたミュスカデ」を厳しい審査のもと選出した。コンクールに出品された10,000~15,000ものミュスカデの中で完成度の頂点へと到達したのが、10年の熟成を経て2000年にリリースされた1989ヴィンテージの“プルミエ・ジュール”と、6年の熟成を経て2001年にリリースされた1995ヴィンテージの“キュヴェ・ワン”でした。
今までの概念を覆す長命なミュスカデを目指したマリー=リュースとジャン=フランソワの努力が実を結んだのです。ミュスカデが熟成によって素晴らしい変化を遂げるという意外性を発見させ、純粋な喜びを与えたこれら2つのキュヴェ。
彼らには、フランス国内の評判はもとより、世界各国から多数の賛辞が寄せられました。
ミュスカデに個性を与えたルイ、
そしてそのミュスカデの品質をさらに向上させた娘のマリー=リュースと娘婿のジャン=フランソワ。
メテロー家は親子2代に亘り、革新的で、芸術的なミュスカデを追い求めてきました。
そして2019年,ドメーヌの歴史に新たな幕が開けました。
20年に亘り農業エンジニア(アグロ・パリ・テック)としてパリで研究に身を投じ、ワインに情熱を傾けてきたジュリアン・ロシニョールと妻のロールがドメーヌを購入。
それは長年彼らが願ってきたことで、マリー=リュース、ジャン=フランソワと出会い、ドメーヌの長い歴史、テロワールと畑の質、ワインのスタイルと品質、経営者の精神、そして活気に満ち、常に質に重きを置くアペラシオンに魅了されたのです。
ジュリアンは、ブドウ栽培・醸造学の研究への回帰とは別に、彼の専門的な経験(ギャラリー・ラファイエットなどで、財務部門、組織部門、そしてデジタル部門などで重要ポストを歴任)を活かして現場の実践に新風をもたらすとともに、ドメーヌの刷新をすすめ、ジャン=フランソワ・ギルボーとともに未来を描いていきます。
ジャン=フランソワは、ワインのスタイルと品質の持続、そしてノウハウの円滑な伝達を保証するためにブドウ栽培と醸造を担当するチームに残っています。
2020年、彼らの取り組む課題は、ブドウ樹に最大限の注意を払う事。
最も古く高品質なヴィエイユ・ヴィーニュを維持し保存し続けるだけでなく、植え替え後新たに栽培します。
そして長い間,澱とともに保存している新キュヴェをリリースしました。
【畑について】
栽培方法はリュット・レゾネ・レゾー・アリアンヌ*を採用しています。
畑は耕耘は行わず草生栽培を行っています。
剪定はギヨ・サンプルで、収量抑制は樹齢によって自然に成されます。
ドメーヌの畑はアペラション・ミュスカデの中で最も古い畑の1つで、最古樹は1937年、そして1940,50年代のものです。収穫は2回に分けて行います。最初は“キュヴェ・ワン”、“グラン・ムートン”、“プティ・ムートン”を造るための古樹を手作業で選別を行いながら収穫し、2回目は“ミュスカデAC”のための若樹を収穫します。
*リュット・レゾネ・レゾー・アリアンヌ
1990年代以来,ナントに存在する方法。年間の農薬散布を減らし、より環境を遵守した製品を使用するほか、生態学の多様性を考えており、ブドウ畑沿いに植えられた花や生垣は、この植物相に貯水池として役立つ。
産地:
フランス / ロワール
ブドウ品種:
ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ)100%
原産地呼称:
AOCミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー
AOCミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー
平均樹齢:
75年
土壌:
粘土質珪素土壌
土壌:
粘土質珪素土壌
栽培・醸造:
収穫時に1 株に残すブドウの房数は5~7 房で、熟成は最低9 ヶ月間行う。
この地方では9割の生産者が化学肥料、機械摘みを行っていますが、グラン・ムートンは代々有機栽培、手摘みにてブドウ栽培を行っています。
この地方では9割の生産者が化学肥料、機械摘みを行っていますが、グラン・ムートンは代々有機栽培、手摘みにてブドウ栽培を行っています。
味わい:
白辛口
数あるロワールの 白ワインの中で「ミネラル香が顕著で最も新鮮」「味,香り共に抜群」などの定評がああるミュスカデ・グラン・ムートン。「牡羊マーク」が中央にあしらわれた斬新なデザインのラベルと、ペティヤンを思わせる繊細な風味や飲み心地が特徴です。
口中は傑出した持続性があり、甲殻類ととても合うとされています。
数あるロワールの 白ワインの中で「ミネラル香が顕著で最も新鮮」「味,香り共に抜群」などの定評がああるミュスカデ・グラン・ムートン。「牡羊マーク」が中央にあしらわれた斬新なデザインのラベルと、ペティヤンを思わせる繊細な風味や飲み心地が特徴です。
口中は傑出した持続性があり、甲殻類ととても合うとされています。