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エリック・エ・ベランジュール・ティル ド・マルヌ・エ・ダルジル 2022 / Eric et Bérengère Thill De Marne et d’Argile 2022
果実味とミネラル豊かなモダンなジュラ
【テイスティング】
ジュラの自然派生産者のシャルドネ100%白ワイン。
僅かな酸化熟成のニュアンスと果実の甘みを感じる味わい。
ジュラらしいスタイルを感じながらも、親しみやすさもあるモダンなスタイルです。
ワインだけでも美味しく、食事と合わせることで魅力的な表情を見せてくれる美味しいジュラのシャルドネです。
【ペアリング】
和食であれば、鶏ハムの胡麻醤油かけ、かにかまの胡麻コールスローサラダなど、少しだけ香ばしさと胡麻の甘みを生かした、コクとフレッシュ感のバランスをとった料理と好相性です。
洋食であれば、よりクリーミーに、香ばしく焦げ目をつけたドフィノアやグラタンなどとも。
産地:
フランス /ジュラ地方
AOP Côtes de Jura
品種:
シャルドネ100% (平均樹齢40年のVV)
土壌:
テロワールの聖地ジュラが誇る灰色・黄色の泥灰土(Marne)質土壌の畑からのシャルドネ50%、粘土(Argile)質土壌の畑からのシャルドネ50%をブレンド)。合計2ha。
醸造:
ステンレスタンクで発酵後、90%をステンレスタンクで、10%をブルゴーニュのサン・トーバンで使用した228L樽で18ヶ月間熟成。
SO2の使用は極少量。
味わい:
白・辛口
泥灰土壌から生まれるストラクチャーとミネラルの塩味、粘土質土壌から生まれる芳香や果実味、繊細さが一体となった深き味わい。さらに、隠し味として樽熟成分を10%ブレンドすることで、ジュラワインの醍醐味であるクルミや各種スパイスの香味も堪能していただけます。
【造り手について】
2023年10月時点
「Vin Méthode Nature」に加盟する唯一のジュラ生産者
アルザス出身のエリック・ティルが、ジュラ中部のトルナル村に2009年に創業したドメーヌです。少しずつ畑を増やしていき、現在の栽培面積は7ヘクタール、その全面積で、2012年からビオロジック栽培を実践しています。
「ヴィニュロンになりたいという子供の頃からの夢を叶えることができました。この仕事の素晴らしさは、畑仕事の質と量がワインの品質に確実に反映されるところです。大きなやりがいを感じながら、毎日畑仕事に没頭しています。いろいろなワイン産地の研究をしましたが、僕が目指すスタイルのワインを造れるのはジュラだと思いました。体の隅々まですーっと染み込み、深い癒しを感じられるようなワインを造りたいのです。そしてそのためには、何よりもぶどうが完熟していなければなりません。僕のぶどう樹の葉は、ぶどうを収穫する時には黄色に変わっていて、しおれかかっています。ぶどう樹のすべての養分やエネルギーが、ぶどうの粒に凝縮されているからです」。
2020年9月には、フランス農務省やINAO等のフランス当局が10年の歳月を経てヴァン・ナチュールを公式に定義・認可した「Vin méthode Nature」に、ジュラで初めて加盟しました。「ヴァン・ナチュールとしての完璧な定義を持ち、かつ清麗で美味しいという、「VmN」の理念に深く共感しています」。
畑仕事の息抜きにはガーデニングをしているという、植物の、自然の、申し子。彼のワインは、まるでその液体が生命を宿しているかのように生き生きと、そしてしみじみと、体に溶け込んでいきます。いつまでも飲んでいたい。このゆっくりとした夜が永遠に続いてほしい。そんな気持ちにさせてくれるナチュラルワインです。
(インポーター資料より)