フランツ・ソーモンミネラル・プリュス 2022 /Frantz Saumon Mineral + 2022

フランツのドメーヌ物の代表作のミネラル・プリュス。久しぶりの入荷です。実は、入荷後、インポーターさんのもとでベストな状態に入るまで寝かせられていた今回の2022VT。そのため、まさに飲み頃なタイミングで、今飲んでいただきたいお勧めな1本です。

クリアなグリーンイエロー色、夏みかんやリンゴ、白桃のアロマ、爽やかでドライな口あたりにジューシーな果汁感とボリューム、フレッシュな果実感と心地の良い酸がアフターを彩ります。

⽣産地 :ロワール

品種：シュナン・ブラン100%

土壌・醸造：粘土・シレックス土壌に植わるシュナンブランをプレス後、3/4はセメントタンク・600Lの木樽・500Lの石器ジャーで発酵・熟成、1/4はタンクで12 ヶ月間醸したアッサンブラージュ。

味わい：白・辛口

【生産者について】

フランツ・ソーモンは2002年からワイン造りを始めた醸造家で、今ではドメーヌだけの生産量では足りなく2009年からネゴシアンの会社Un Saumon dans la Loire(アン・ソーモン・ダン・ラ・ロワール)を設立し、意欲的に活躍しています。

彼の畑は４haですが、オーナーが無農薬とは全く反対の農法を行っていたため、1年目は仕事がエンドレスな状態でした。全てを無農薬へ切り替えるのは相当なエネルギーが必要ですが、そんな畑から取れたブドウは格別です。

2019年からは、パートナーのマリー・チボーと醸造所、熟成場所をシェアしています。以前より使用しているモンルイ圏内の自宅兼醸造所から、高速道路を使っても車で1時間程かかるvalleresという村で、洞窟(とても広い)を醸造所と熟成場所にして、様々な種類のタンク、アンフォラ、樽を所有しています。洞窟のすぐ向かいには自宅があり、マリーと二人の娘さんと楽しそうに暮らしています。

この新カーヴではネゴスものを醸造しており、タンクを置く広い場所があるからこそ為せる技ですが、それぞれのミレジムの特徴やブドウの特性に合わせタンクを使い分ける、かつ各キュヴェに熟成の時間もかけてあげることができる、とても良い環境で醸造を行っています。

（インポーター資料）