マノワール・ド・ラ・テット・ルージュ シャピトル 2020 / Manoir de la Tête Rouge Châpitre 2020
滑らかな蜜感に奥行きが感じられ
果実味と酸の見事なバランスが
完成度の高い味わいをみせる上質なシュナンブラン
シャピトルは、ロワール地方ソミュールという偉大なテロワールの、シュナンを使用した複雑で素晴らしい仕上がりの白ワイン。
マルメロや熟した洋梨、パイナップルのようなフルーティーな香りが感じられ、
エレガントで丸みのあるワイン。
それに加えて、美しい酸味が全体のバランスを引き締めます。
タンニンが豊富で、15年以上の熟成にも向いているとされるナチュラルワインです。
【ペアリング】
・ぽん酢で食べる もろこの唐揚げ
唐揚げにした魚の香ばしさに寄り添いつつ、ぽん酢の柔らかな酸味や複雑味と良い相性。
・ピーマンチャンプルー
ゴーヤほど苦味のないピーマンのチャンプルー。
出汁やオイスターソースと使って仕上げました。優しいコクと旨味、出汁を吸った厚揚げの味わい深さに寄り添い、ワインが全体の旨味を引き上げます。
デザートでは、アップルパイなどにも。
生産者:
ギヨーム・レイノー(Guillaume Reynouard)
産地:
フランス /ロワール
品種:
シュナンブラン 100%
栽培・認証:
ビオディナミ
味わい:白辛口
【造り手について】
優しくて力強い。
さりげないけど、芯がある。
クラッシックだけど ちょっと遊び心もある
魅力的なワインメーカー ギヨーム・レイノー
マノワール・ド・ラ・テット・ルージュはソーミュールでも最高の粘土石灰質土壌に位置しています。1995年に生産者のギヨーム・レイノーがドメーヌの経営を引き継ぎましたが、その土壌は30年以上手を入れていなかったため、非常に硬い状態でした。ブドウの木も質が高いものではありませんでした。
ドメーヌを現在のレベルに引き上げるために、ギョーム・レイヌアールは努力を惜しみませんでした。統合農業の実践、その後、有機農業を取り入れ、1998年にエコ認定を受けました。ビオディナミは天体の影響と自然のリズムを考慮したものです。一般にはまだ歴史が浅いと思われがちですが、その基本原理は哲学者ルドルフ・シュタイナーが1924年に定義したものです。
さらに高品質のワインを造るために、ギヨームはブドウの選別にこだわっており収穫量はまだ限られています。そこで彼は、ブドウの木と木の間に草を生やし、収穫前に一度だけ草を刈り、ブドウの木が成長するのを待つことにしました。植物や昆虫は、テロワールのバランスを保つためにとても大切なことです。
土壌と生息する生物に敬意を払い、ブドウの木が土の上で花を咲かせる時間を確保することが必要だと考えました。土壌を耕し芽が出る、ブドウの木を切り手作業で収穫することは、高品質のワインづくりのために必要なことなのです。
(インポーター資料)