テール・デトワール（クリストフ・ミットナット）キュヴェ ヴェガンヌ 2020 / Terres d'toiles Christophe Mittnacht Cuvee Vegane

※VTが2020になりました。
2019とは異なるテクスチャーと味わいとなります。
リピーターの方はご注意ください。
 

---

旨みがたっぷりの

果実味の豊かさと美しい酸が印象的な美味しいピノ・ブラン。

 

滑らかで丸みあるコクと豊かな果実味。

香りは控えめながら奥行きがあり、

味わいはとてもしっかりしています。
すっきりしていながら、優しいコクが飲みごたえを備え、

酸は角が取れていて、穏やかな主張ですが存在感を感じさせます。

ピノブラン特有のほの苦さが余韻にあり、

まったりとした旨みが非常に印象的です。

抜栓してすぐは酸の印象が前に出てくる印象ですが、
少し空気に触れさせてゆっくりと飲み進むにつれて、
この2020VT特有の丸みの美しさが綺麗に出てきます。

2019VTよりもややすっきりとタイトな印象ですが、
美しいコクと柔らかで豊かな旨味を感じていただける仕上がりです。
 

---

 

【ペアリング】

 

コクのある味わいは幅広い料理と相性の良さを感じる辛口白ワインです。

トマト煮込みハンバーグくらいの濃さとコクも受け止める。

手羽元の甘酢煮込み、こっくりと仕上げた豚ひき肉の肉じゃが、など、濃密感のある煮込み系の和の料理と相性◎。

 

---

 

産地：

フランス / アルザス

 

品種：

ピノ・ブラン100％(地元ユナウィール村の畑から)

 

特徴：

ビーガンの方向けの特別作品です（「VEGAN」認証取得）

 

泥土石灰質土壌。平均樹齢35年。収量は約50hl/ha。フードルで発酵後、9ヶ月間シュール・リー熟成。ビン詰め時にのみ極少量のSO2を使用。

 

味わい：

白辛口

 

柑橘系の爽快な果実味と合わせて、バターのようなコクもお楽しみいただける、万能型の白ワインです。

 

---

 

【造り手について】

 

コルマールより北に10km、ユナウィール村に1930年頃創業したドメーヌで、1995年に3代目となるマルクとクリストフの従兄弟コンビが継承しました。

早1998年にはビオロジック栽培を開始し、翌1999年よりビオディナミに転換、2013年に「demeter」の認証を取得しています。

 

2002年、赤坂のフランス料理店でスー・シェフを務めていた由佳さんがクリストフと結婚。以降、マダムとしてドメーヌを切り盛りしながら、アルザスと日本の懸け橋として活躍しています。

　「ビオディナミにしてから、鹿やイノシシが畑に入ってくるようになりました。それと、畑に野生のチューリップが咲いたり、野いちごが実るようになったんですよ」。

　「アルザスはぶどう品種のバラエティが豊かで、和食はもちろん、多種多様なお料理に合わせることができます。そのマリアージュの楽しさ、そして美味しさを、ひとりでも多くの方に知っていただければと思います」（由佳・ミットナット）。

 

2019年8月、従兄弟は別々の道を歩むことになり、クリストフと由佳さん夫妻によって、新ドメーヌ「テール・デトワール（「星々きらめく土地」）が設立されました。仲良く半分ずつに分けられた畑より、惑星をイメージした新ラベルにて、新生ミットナットが始動します。（尚「キュヴェ・ギョタク」のラベルデザイン及び生産・販売権は、「テール・デトワール」のみに承継されております）。

（インポーター資料）