ポワロン・ダバン グウェントレムネール ティ・テリブル NV / Poiron Dabin Gwentremener ty terrible NV
グビグビ飲み進んでちょっと困ってしまう
ロワール生まれ、
ミュスカデの大名門が敢えて造る
ゲヴェルツトラミネール100%の白ワイン
「Gwentremener」とは、「グビグビ飲める白ワイン」を意味するこの地特有の表現で、このワインの葡萄品種であるゲヴェルツトラミネール Gewürztraminerにかけた名前。
「ty terrible (=petit terrible)」は、「わんぱく坊や」「ちょっと困っちゃう」といった意味で、ついつい飲み過ぎて困っちゃうような、このワインの飲みやすさと美味しさを表現したもの。
ラベルの絵は、わんぱくだったという醸造家ジャン・ミッシェル・ポワロンの少年時代の様子を娘さんが描いたものだそう。
そんな名前の通り、柔らかな酸とゲヴェルツトラミネール特有の果実味の甘やかさ、心地の良い厚みに、グラスを口に運ぶ手が止まらない、ちょっと困っちゃう美味しさの1本です。
【テイスティングとペアリング】
柔らかな酸、コクと甘やかさ、厚みのバランスに軸を置いたペアリングを。
例えば、鶏手羽元の白味噌煮込み。
甘さとコクのバランスがとても良く、酸がとても柔らかでまろやかな白味噌のコクと旨味にも均衡が取れます。このワインの穏やかなまろやかさが、手羽元のゼラチン質にも、白味噌煮込みの味付けとも、バランスよく寄り添います。
ナス南蛮の甘酸っぱさとも好相性。
ゲヴェルツの柔らかな酸味と甘やかな味わいに、ナス南蛮のジューシーで甘酸っぱい味わいが重なり、美味しい組み合わせが叶います。
油を吸ったナスのコクにゲヴェルツの厚みが程よいのがポイントです。
産地:
フランス /ロワール
Vin de France
品種:
ゲヴュルツトラミネール100%(平均樹齢10年)
土壌:
花崗岩質・シスト(片岩)質土壌
栽培:
厳格なリュット・レゾネ栽培に取り組み、2015年にはフランス農水省が規定する「HVE(Haute Valeur Environnementale=高い環境価値)」の最高段階であるレベル3の認証を取得しています。
特徴:
収穫量は40hl/ha。地下に埋めてあるガラス製タンクで発酵後、6ヵ月間シュール・リー熟成。残糖3.9g/lの辛口。
味わい:
白辛口
【造り手について】
ナント市から南東に15km、シャトー・テボー村に1858年に創業したミュスカデの名門ドメーヌで、1987年より、ジャン・ミッシェル(醸造担当)とローラン(栽培担当)のポワロン兄弟が運営しています。
ミュスカデを筆頭にコット(マルベック)、シュナン・ブランなど10品種にも渡るロワール、ナント地方の葡萄を栽培しており、多様性あるテロワールを反映させたワインを造り出します。
日本ではミュスカデ=安くて若飲みワインという市場が出来上がっている為に高品質ミュスカデを造る生産者はあまり知られていませんが、フランスではミシェル・ブルジョン、ピエール・ルノー・パパン、グラン・ムートンと並ぶ著名生産者でギド・アシェットの常連で最高評価であるク・ド・クールを獲得した事もある一流生産者です。
ワイナリーは、テッラ・ヴィティス”TERRA VITIS”の認証を持ち、環境保護を行いながら減農薬を基本に自然農法によるぶどう栽培を行っています。ぶどうの栽培からワインの醸造、ボトル詰めまで全ての工程を管理するヴィニュロン・アンディパンダンでもあります。
現在、ドメーヌとして所有する畑の面積は72ヘクタールあり、彼らのワインは、ガイド誌やコンクールで高い評価を得ているドメーヌです。
(インポーター資料)