シャルロ・タヌー/ キュヴェ ニコラ 2016 Charlot-Tanneux / Cuvée Nicolas 2016
味わいとペアリング
印象的な色調の外観。
ブランドノワールの単純な色調というより熟成感を感じる色です。
豊かで柔らかに膨らむ心地の良い香りが素晴らしい。
味わいは強すぎなず、コクも厚みがありあがら、
とても優しいのが何よりも特徴的なブラン・ド・ノワールです。
バランスがよく、骨格が整っています。
例えば、
ピーマンの肉詰めの和風甘辛出汁煮、
白身の魚をお造り醤油でペアリング。
食中酒としてとても良いですが、
素材感のある料理と合わせると
いい立ち位置で綺麗に寄り添ってくるシャンパーニュです。
産地:
フランス /シャンパーニュ地方
ブドウ品種:
ピノノワール 95%
ピノムニエ 5%
醸造:
天然酵母による樽発酵後、ワインは 11 か月間古い樽で 熟成されています。
コルクで閉栓した瓶の中で 4 年間熟成されています。
ドザージュ 4.5g/l(ブドウジュースを使用)。
マルドゥイユ村の二つの区画(1964 年に植えられた Vossenelles, 1976 年の La Chapotte)を組み合わせて造られたキュヴェです。
赤スグリのジャムやアーモンド、お花のようなの複雑な香りが広がります。
そして口に入れると、アーモンドの香りが強くなります。
ふくよかでとてもなめらかです。
木樽の香りとミネラル感のあるフィニッシュを感じられます。果実とミネラルのバランスが 素晴らしく、とても好評なシャンパーニュです。
インポーターおすすめのペアリンは、子牛のカツレツや洋ナシとアーモンド入りのクラフティ。
10-12 度のサービス温度で白のワイングラスが おすすめです。
【造り手について】
自称「土壌の職人、五感の高揚者と感動の創造者」として、エペルネー近郊のマルドゥ イユ村の注目の造り手である ヴァンサン・シャルロ。ヴァンサンが手掛けているシャンパーニュは全てヴィンテージ付きで、マルドゥイユ、エペ ルネー、ピエーリー、ムーシー村のテロワールを表すため、各区画毎醸造をし、 年間 30000 本で 20 キュヴェ以上を手掛けており、全てはオートクチュールの逸品 です。彼の生み出すシャンパーニュは、ピュアであり複雑、そして他では感じられないアロマティックなもの。とてもユニークで美しいグランシャンパーニュと評されます。
シャンパーニュ シャルロ・タヌーは、元々ヴァンサンの家族が所有しているブランドです。農法や醸造は 全く一緒ですが、Demeter として承認されていません。畑の面積が狭く、周りに農薬物を使用しているメ ーカーが多い ため、ビオディナミの効果が少ないと思い 、別のブランドとしてリリースしています。
(インポーター資料より)