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ドメーヌ・ド・ラ・ヴァレリアーヌ /コート・デュ・ローヌ ヴィラージュ ガブリエル 白 2021
Domaine de la Valeriane / Gabriel AOC Cotes du Rhone Villages, Blanc 2021
日本への入荷はわずか60本のみ
フルボディの風味とアロマ溢れる長く丸みを帯びた余韻
まさに、「醸造という芸術と、
絵画という芸術のコラボレーション」に相応しい1本
『アシェット』 など著名ガイドの常連で、様々なコンクールで多数のメダルを獲得するドメ ーヌ・ド・ラ・ヴァレリアーヌ。
4 代目当主のヴァレリーは、シャトーヌフ・デュ・パプの研究所で 10 年間、醸造コンサルタントとして活躍し、培った知識と経験を基にシャトーヌフ・デュ・パ プを彷彿とさせるワイン造りに邁進。『デュセール・ジェルベ』 2021 年版では、コート・デュ・ ローヌ部門最上位プルミエール・グラン・ヴァン・クラッセに格付けされました。
そんなドメーヌが手がけた新キュヴェ・ガブリエルが、限定 60 本で日本へ入荷。
当主ヴァレリー の息子に因んで命名されたキュヴェで、ラベルの絵画を担当したのはフランス人画家ダヴィ ッド・ジャマン。フランス全土に加え、ヨーロッパやアメリカ、アジアでも活躍する世界的アーテ ィストです。ロダン作の有名な彫刻 『カレーの市⺠』 にインスピレーションを受けた絵画は、カ レーの市庁舎に飾られています。当主ヴァレリーはこのキュヴェについて、「醸造という芸術と、 絵画という芸術のコラボレーション」と語っています。
産地:
フランス /コート・デュ・ローヌ
ブドウ品種:
ルーサンヌ60%、
ヴィオニエ20%、
グルナッシュ・ブラン20%
醸造:
このワインは低収量で生産されている。土壌は粘土石灰質および砂。最適な成熟期に収穫されたブドウの果実を、二酸化炭素を加えながら圧搾および低温清澄することにより、酸化を防ぎ、亜硫酸塩の添加を最小限にしている。アルコール発酵は600㍑の樽で行われ、その後、同じ樽で10ヶ月間、バトナージュを施しながらシュール・リー熟成。
味わい:
白辛口
ローブは透明な黄色で、金色に反射します。
フルーツのコンフィやハチミツのノートが組み合わされた、豊かで食欲をそそる香りが魅力的。
口に含めると、オーク樽由来のアロマのバランスが良く、そのおかげでフル・ボディの風味と、アロマ溢れる長い余韻が備わっています。
今すぐ飲めるが、5年の熟成も可能とされています。
※同じドメーヌ・ド・ラ・ヴァレリアーヌのもう一つのキュヴェ、コート・デュ・ローヌ ブラン 2020と比較したばあい、セパージュと醸造の違いからこちらの方がさらに円やかさと旨味のコクが強い印象です。コート・デュ・ローヌ2020の方がこちらよりも爽やかな印象を持ちます。
ガヴリエルは、キリッと冷やして飲むのも美味しく、やや温度が上がってきた際の丸みのある美しい味わいも素晴らしい1本です。大変飲み心地良く、暑い時期にもお勧めな円やかさです。
【ドメーヌについて】
4 代前から続く家族経営のドメーヌで、設立は1982 年。
設立当時はまだ幼かったヴァレリーが現在、醸造を担当し、彼女の夫ミッシェル・コロンブと共にこのドメーヌを経営。
ヴァレリーはモンペリエの大学で国家醸造資格を取得し、シャトーヌフ・デュ・パプにある研究所で10 年に亘り、醸造コンサルタントとして働きました。その時代、現在シャトー・ラ・ネルトの現当主であるクリスチャン・ヴーと共に学び、共に厳格さや能力を尊敬し合い、感銘を受けている間柄。ヴァレリーは彼らとプロが集う試飲会のときに顔を合わせ、そこで世界のワインについての考えや経験を交換し合い、刺激を受けながら、ドメーヌの開拓に完全に没頭しており、2004 年から夫ミッシェルと共に再度醸造学を学んでいます。
ミッシェル自身も農業に情熱を持っており、ロックフォール・デュ・ガールとドマザンに新たに区画を獲得。栽培面積12 ヘクタールの畑は、彼自身のドメーヌ、“クロ・ダルサ”として設立。ここで栽培されたブドウも同様にドメーヌ・ド・ラ・ヴァレリアーヌの蔵で醸造されています。2005 年には4 つの村のコミューン“シニャルグ”がコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュAOC として認められ、ドメーヌ・ド・ラ・ヴァレリアーヌの更なる飛躍が期待できるドメーヌです。
【テロワール】
ドメーヌ・ド・ラ・ヴァレリアーヌはコート・デュ・ローヌ南部の中心、ニームとアヴィニョンの間にある、ドマザンという村に拠点を置く。栽培面積40 ヘクタールの畑は石灰質の土壌で、表面を丸い小石が覆っている。このアルプスからローヌまで続いている石英、赤粘土土壌、砂土壌はテラス・ヴィラフランシエンヌと呼ばれており、シャトーヌフ・デュ・パプを連想させる。この丸石が陽を反射してくれるおかげで、ブドウの成熟や濃縮に恵まれた土壌であると言える。
【畑と栽培】
総栽培面積は40 ヘクタールで、1 つの区画が数十アール~2 ヘクタールの広さで、50 もの区画を持っている。
栽培品種は7 つで、赤ワイン用にグルナッシュ、シラーを主に栽培しており、次にムールヴェードル、そしてほんの少しサンソー(特にロゼ用)を栽培している。
白ワイン用にはヴィオニエとルーサンヌ、続いてグルナッシュ・ブランである。
ブドウ樹の樹齢は幅広く、最も古いものがグルナッシュで40、50~60 年、最も若いものがシラーで10、20~30 年である。
栽培方法はリュット・レゾネを採用しており、耕耘は区画にもよるが、年に4~6 回、トラクターで行う。
土壌がとても乾いていて、石ころだらけのため、通常下草は生やさない。除草は機械と手の両方で実施し、化学除草剤は殆ど使用しない。収穫は、各区画で収穫日を調整し、25%は手で収穫している。