ドメーヌ・シャルル・フレイ マセラシオン 2024 / Domaine Charles Frey Maceration 2024
ライチや枇杷の華やかな香りに、
果皮由来のほのかなタンニンとミネラルが重なるオレンジワイン。
透明感と深みの絶妙なバランスの1本。
■ 詳細
生産者: ドメーヌ・シャルル・フレイ(Domaine Charles Frey)
産地: フランス・アルザス地方/ダンバッハ・ラ・ヴィル
品種: ゲヴュルツトラミネール90%、リースリング10%
タイプ: オレンジワイン・辛口
醸造: ステンレスタンクで約15日間マセラシオン・発酵。その後、600L樽で9ヶ月熟成。無濾過で瓶詰め。醸造時はSO₂を最小限に抑え、瓶詰め前に少量を添加。
■ 味わい
綺麗なオレンジ色の外観から、ライチやバラを思わせるゲヴュルツトラミネールらしい華やかな香りが広がります。そこに枇杷やアンズ、ハチミツを思わせるニュアンスが重なり、口に含むと果皮との接触によるほのかなタンニンが味わいに骨格を与えます。
果実味は柔らかく、硬質なミネラルとほんのりとしたスパイスの風味がアクセントに。余韻には果実の旨みが穏やかに残り、香りの華やかさだけでは終わらない、奥行きのある味わいに仕上がっています。
■ このワインの魅力
ゲヴュルツトラミネールの魅力である華やかなアロマを、マセラシオンによってより立体的に楽しめることが、このワインの大きな魅力です。
ライチやバラを思わせる香りは品種の個性をしっかりと感じさせながら、果皮とともに約15日間発酵・醸造することで、白ワインにはないほのかなタンニンと複雑さを獲得。さらに600L樽で9ヶ月熟成することで、果実の柔らかさと味わいの奥行きが引き出されています。
ゲヴュルツトラミネール主体でありながら、甘やかな方向へ寄せず、ドライな味わいと果皮由来の構造を楽しめるところもポイント。アルザスらしいアロマティックな品種の魅力と、オレンジワインならではの質感をバランスよく楽しめる一本です。
■ ペアリング
タイ料理、四川料理、スパイスを効かせた豚肉料理、鶏肉のエスニック料理、魚介のスパイス焼き、コンテやブルーチーズ、アプリコットを使った料理
■ 生産者について
ドメーヌ・シャルル・フレイは、アルザス北部のダンバッハ・ラ・ヴィルに拠点を構える家族経営のドメーヌです。花崗岩を多く含む土壌に恵まれたこの土地で、アルザスの伝統的な品種を中心に、テロワールを生かしたワイン造りを行っています。
1997年から有機栽培に取り組み、現在はビオロジック(AB)とビオディナミ(Demeter)の認証を取得。植物性・動物性・ミネラル性の成分からつくられたプレパラシオンを畑に用い、土壌やブドウ樹そのものの健全性を重視しています。
醸造においても、品種やキュヴェごとに方法を変えながら、野生酵母を用いた発酵や長期のシュール・リー熟成など、果実と土地の個性を引き出すアプローチを採用しています。
なかでも《Maceration》は、アルザスを代表するアロマティック品種であるゲヴュルツトラミネールを主体に、果皮とともに発酵させることで、華やかな香りだけでなくタンニンやミネラル、複雑性まで引き出したキュヴェ。シャルル・フレイのビオディナミを軸とした自然なワイン造りと、アルザス品種の個性を同時に楽しめる一本です。
