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パトリック・ピウズ シャブリ プルミエ・クリュ ヴァイヨン 2022 / Patrick Piuze Chablis 1er Cru Vaillons 2022
白い花と柑橘の透明感。しなやかな果実味とミネラルが重なる優美なヴァイヨン。
■ 詳細
生産者: パトリック・ピウズ
産地: フランス・ブルゴーニュ地方/シャブリ/プルミエ・クリュ ヴァイヨン
品種: シャルドネ100%
タイプ: 白・辛口
醸造: 手摘みで収穫したブドウを使用し、ステンレスタンクと樽を併用して発酵・熟成。澱とともに熟成。
■ 味わい
レモンやグレープフルーツなどの柑橘に、白い花、青リンゴ、白桃を思わせる果実の香り。そこにシャブリらしい石灰質のミネラルと、ほのかな塩味を感じさせるニュアンスが重なります。
口当たりはしなやかで、2022年らしい果実の充実感がありながら、酸がきれいに伸び、味わいを軽やかに引き締めます。中盤からミネラルの緊張感が現れ、余韻には柑橘と塩味が長く残る、端正な仕上がり。
力強さを前面に出すというより、果実、酸、ミネラルが調和した優美さを楽しめるプルミエ・クリュです。
■ このワインの魅力
《ヴァイヨン》の魅力は、シャブリ・プルミエ・クリュの中でも比較的しなやかで、豊かな果実味と繊細なミネラルをバランスよく楽しめるところ。
パトリック・ピウズは、シャブリのさまざまな区画を手がけ、それぞれのテロワールの違いをワインに表現する造り手。その中でヴァイヨンは、グラン・クリュのような圧倒的なスケール感よりも、果実の瑞々しさや口当たりの柔らかさ、そして伸びやかな酸に魅力があります。
2022年は果実の成熟度に恵まれたヴィンテージ。その充実感を持ちながらも、ピウズらしい酸とミネラルがワインを引き締めているため、豊かさと軽やかさが両立しています。
シャブリらしいミネラルをしっかり感じながら、硬質すぎないエレガントな味わいを楽しめる一本です。
■ ペアリング
生牡蠣、帆立のカルパッチョ、白身魚のムニエル、蟹や海老のグリル、白身魚のヴァプール、鶏肉のロースト、山羊のフレッシュチーズ
■ 生産者について
パトリック・ピウズは、カナダ出身の醸造家。オーストラリアや南アフリカなどでワイン造りを経験した後、2000年にブルゴーニュへ渡り、シャブリで経験を積みました。2008年には自身のメゾンを設立し、現在ではシャブリを代表するネゴシアンの一人として知られています。
彼のワイン造りで特徴的なのは、シャブリの優れた栽培家と協力し、さまざまな区画のブドウを使って、それぞれのテロワールを明確に表現していること。プルミエ・クリュやグラン・クリュだけでなく、細かなリュー・ディまで幅広く手がけています。
醸造では、シャブリの持つ酸とミネラルの表現を損なわないことを重視。ステンレスタンクだけに限定するのではなく、ワインの個性に応じて樽も使い分けています。
《ヴァイヨン》は、そんなピウズのテロワールへのアプローチを理解するうえでも興味深い一本。シャブリらしい石灰質のミネラルを感じさせながら、果実の瑞々しさとしなやかな質感があり、プルミエ・クリュならではの奥行きも楽しめます。
