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- ドメーヌ レ ヴァン ド ラ マドンヌ フォレ ブラン ”ソーヴィニヨングリ エ ブラン” IGP ウルフェ 2018
ドメーヌ レ ヴァン ド ラ マドンヌ フォレ ブラン ”ソーヴィニヨングリ エ ブラン” IGP ウルフェ 2018
Domaine Les Vins de la Madone. Forez Blanc “Sauvignon Gris et Blanc” IGP Urfé 2018
佇まいの綺麗さと絶妙な存在感を感じさせる
ソーヴィニヨン・ブランとソーヴィニヨン・グリ
ロワール河最上流のアペラシオン、コート・デュ・フォレで
唯一のビオディナミ生産者の産む優しい白ワイン
【テイスティングとペアリング】
日本への入荷当初はソリッドな味わいでしたが、現在は柔らかくなってきました。
ソーヴィニヨン・ グリとブランのバランスがとても綺麗。夏でも冷涼な畑で育まれた2つの葡萄を使って作られたキュヴェで す。
やや熟したエキゾチックなフルーツを感じさせる抜群のフルーティーさ、バランスの取れたミネラル感と塩気。酸は穏やかですが、輪郭はぼけておらず整っています。風味が豊かで、フレッシュでボリューム感を備えた絶妙の仕上がりであり、なかなか出会わない、ありそうでなさそうな味わいが魅力です。
口当たりも柔らかく角がないので、好き嫌いの分かれなさそうな立ち位置にあるワインです。優しい存在感ですが、決して頼りなさはなく、安心感のある美味しさが魅力的。
食中酒として幅広い受け止め幅のある1本。
鶏がらスープ、醤油、レモンの風味、黒胡椒などのスパイスと良い相性。
例えば、砂ずりとアスパラ、セロリの醤油麹レモン風味炒めなど。
ボリュームと味わいはしっかりしていながら濃すぎないバランスと緑の野菜の風味、塩味、スパイス感を組み合わせて。
産地:
フランス /ロワール
品種:
ソーヴィニヨン・ブラン60% ソーヴィニヨン・グリ40%
栽培:
ビオディナミ農法。100%バザルト(玄武岩)の畑に植わっている。夏でも 18 時 30 分ごろには気温が下がる涼しいクリマに植わっているのでフレッシュな味わい。2011 年にマ ッサールセレクションで植えたブドウ樹。
醸造:
手摘み収穫後、空気式圧搾機で搾汁、MLF はせずに、ステンレスタンクで熟成。 SO2 トータルは 45 mg/l 。
味わい:
白辛口
【造り手について】
ロワール河最上流のアペラシオン、コート・デュ・フォレ。湿っぽくて平らな畑の多いロワールとしてはめずらしく、降雨量 が年間400mlと少なく、畑は最大斜度50%の急斜面で標高450mの高さにある。当主はジル・ボンヌフォワ氏。所有する畑は11.5ha。隣人がいないためオーガニック栽培には最適。このアペラシオンでは唯一ビオディナミ農法を実施する生産者。
所有する畑は 11.5ha で、隣人がいないためオーガニック栽培に は最適である。畑の山の向こうは、コンドリュー。リヨン、オーベルニ ュ、北ローヌに近接した土地なので、シラーを植えてみた生産者も いたが、温暖な年にしかうまく育たなかったらしい。標高が高く、涼 しいため比較的早熟な「ガメイ・ノワール」が適している。彼の畑は 例外的に日照量が多く、伏流水があり、粘土交じりの土壌のた めに、毎年ブドウの出来がよい。それでも火山性の土壌はやせて いるので、何年かごとによく熟した特製オーガニックたい肥を撒く。
土壌はマグマで出来た火成岩で、軽くて細かいものがグラニット(花崗岩)、重くて粗いものがバザルト(玄武岩)。石灰質土壌が大半のフランスで、火成岩土壌の畑は少ない。この味わいは他のロワールワインのどこにもない個性であるといえる。
醸造もオーガニック仕様。自然酵母醗酵、補糖ももちろんなし。 SO2 無添加もあるが、加える場合も瓶詰時ではなく、MLF 醗酵 終了時に加える(味が硬くならない)。
(インポーター資料)