ヘリオセントリック セイム・リヴァー・トワイス オレンジ 2022 / Heliocentric Same River Twice Orange 2022
身構えることなく楽しめる親しみやすさがいっぱいのジューシーなオレンジワイン。
【テイスティングとペアリング】
淡いゴー ルド色、少しの粘性、洋梨とアプリコット、オレンジピールや枇杷、フ ローラルな香り、アタックからピールの旨味とフレッシュさに甘味 が溢れ、ジューシーかつキュッと引き締まった味わい、枇杷の甘さ と旨味のある苦みがアクセントとなっています。
皮の柔らかな蜜柑のフレッシュでジューシーな甘味をもつ旨味が印象的です。タンニンの苦味は柔らかで控えめで、口当たりも角がなく、飲み心地の優しいオレンジワインです。引き締まったボディで飲み疲れせず、あっという間に1本空いてしまいそうなワイン。
身構えることなく楽しめる親しみやすいオレンジワイン。
個性の主張が強くなく、料理とのネガティブなバッティングの心配が少ないので、和洋中の食中酒として気軽にお楽しみいただきたいオレンジワインです。
オレンジワインが初めての方、ちょっと苦手な方にもお勧めしたい1本。もちろん、オレンジワインがお好きな方にも。
産地:
フランス / 南ローヌ地方
品種:
グルナッシュ・ブラン30%、ロール25%、ヴィオニエ20%、ミュスカ・プティグラン15%、ルーサンヌ10%(手摘み/ 5 ~ 42年)
土壌:
粘土石灰 小石(標高50 ~ 200m・南東)
栽培:
ビオロジック(AB)
酵母:
自生酵母
発酵:
除梗後ステンレスタンクで3週間醸し、発酵後、軽く濾過
熟成:
ステンレスタンクで6ヶ月間、軽く濾過・無清澄
SO2:
発酵後:少量 トータル:87mg/L
アルコール度:
12.5%
味わい:
オレンジ・辛口
【造り手について】
ジェームス氏と中川彰子氏が設立した、地動説に基づく「宇宙の中心は太陽だ」という意を持つ南ローヌのネゴシアン。
ヘリオセントリック・ワインは2019年に南ローヌに作られた小さなネゴシアンです。
20年近くワインのエージェント、そしてインポーターとして、日本にこの土地のワインを紹介してきたジェームス・ダンスタン氏&中川彰子氏の二人が設立しました。
当時から常にアルティザン、オーガニック栽培のワイン生産者ばかりとパートナーシップを結び、南ローヌをはじめ、カタルーニャ、そしてオーストラリアやドイツなどからも同様に当時としては珍しくフレッシュで自然なワインばかりを紹介してきました。
そして今でもその生産者達との関係は続き、エージェントとして各国にワインを紹介し続けています。
ヘリオセントリック・ワインは、2010年から数年間コラボレーションを続けたヴァントゥーに位置する地元の生産者と共に作っています。
彼のワインはほとんどが大手のネゴシアンに渡り、どこへ、どの名前で売られているのかもわからない状況でした。
基本的にオーガニックで栽培をされ、あまり手を掛けず、技術を使わず、果実味はピュアで、フレッシュなワインでした。二人は彼のブドウ、ワイン造り、そして情熱と知識に敬服し、彼のワインをなんとか自分たちの手で世に出したいと考えました。畑も逐一見に行き、ブドウの生育を観察し、収穫、醸造も立ち合い、ブレンドを共に行っています。
2018年がファーストヴィンテージです。
彼らのこだわりは、“伝統的な”=“クラシックなスタイルのワイン”である事。
その大きなファクターの一つに全房発酵であることを挙げます。
ワイン造りと日々の生活を共にする二人のフィロソフィーは、
『オーガニックでナチュラル。クラシックでありながら、品種と土地の個性をしっかり感じ、かつフレッシュで毎日飲める。そんなワインを目指しました。
私たちは、ローカルのファーマーズ・マーケットで野菜を買い、街の肉屋でオーガニックの肉を買い、トイレットペーパーや衣類洗剤も全てBIOショップで購入をしています。ローカルの産業を支えながら少しずつでも環境へも配慮しているつもりです。
サスティナブルやエシカルが多く叫ばれる今、少しでも地元を支え、自然環境を配慮していきたいと考えています。』
(インポーター資料より)