- 商品を探す
- ご自宅の味と合わせて
- 和食
- シャトー ド ベル シャブリ テロワール ド ベル 2020 / Château de Béru Chablis Terroirs de Béru 2020
シャトー ド ベル シャブリ テロワール ド ベル 2020 / Château de Béru Chablis Terroirs de Béru 2020
シャブリのテロワールを美しく存分に表現する
シャトー ド ベルのシャブリを代表する1本。
透明感と凝縮感に満ちた旨味のインパクト。
ふっくらとした旨味と角の取れた味わい、
美しい酸とたっぷりのミネラルのバランスが生み出す
この上なく魅力的なシャブリ。
テイスティングとペアリング:
✔︎分葱としめ鯖のぬた
✔︎キャベツと白ネギのあっさりクリームグラタン
(バターや小麦粉をたっぷり使った濃厚なものよりも
生クリームベースの滑らかなクリームソースのグラタン)
膨よかでしっかりとした果実味の濃い味わいを持つシャブリです。
2020VTのこのキュヴェはひときわバランスの良い味わいが印象的です。今回のキュヴェも、濃さはあるものの丸みのある味わいに磨きがかかり、より洗練された印象。
濃さもぐいぐいと主張をするような印象ではなく、端正です。
洗練された酸が全体を引き締めて、しっかりとしたミネラル感も備わり、ふっくらとした旨味や果実味からくる甘味とのバランス感に心地の良い美味しさを覚えます。
コクと旨味、まろやかさ、酸、そして素材感のある料理と寄り添います。
余韻は中程度でスマート。
余韻まで美味しさに満ちて綺麗な後口。
飲み心地よくすいすいと飲み進んでしまうタイプのワインです。
産地:
フランス / ブルゴーニュ
ブドウ品種:
シャルドネ100%
土壌:
キンメリジャンの上に広がる粘土質石灰土壌。
区画:
複数区画のアッサンブラージュ。
平均樹齢:
35~40年
剪定:
ギュイヨ
栽培:
ビオディナミ(耕作には馬を使用)
醸造:
10kg 入りのカゴを使用し、手摘みで収穫。
空圧式圧搾機を使い低い圧力でプレス。
ステンレスタ ンクで発酵し、その後もステンレスタンクで熟成。熟成期間はヴィンテージによって異なるものの 12~18 ヶ 月。無清澄・無濾過で瓶詰め。瓶詰め時のみ SO2 を使用。
畑とセラーが隣接しているため最低限のSO2 へと減らすことが可能。最低限必要な量の SO2 へと減らせるよう、各醸造段階で細心の注意を払っている。
備考:
ドメーヌを象徴するキュヴェ。Béru村の典型的なシャブリが持つ熟していながらも、酸と石灰に由来するミネラルを楽 しめる1本。
味わい:
白辛口
ベル村の標高は約350mと冷涼なシャブリの中でもかなり寒い部類に入り、日夜の寒暖差はシャブリ最大といわれています。2020年は極めて温暖な気候で、Chateu de Beruの収穫開始日は8月20日と最短記録を更新するほどでした。4つの区画の葡萄を使用し2500Lのフードルとステンレスタンクで半分ずつ発酵及び熟成、どちらも12ヶ月の熟成の後にブレンドして半年後に瓶詰め。瓶詰めの際に10㎎/Lの亜硫酸を添加。
やや淡い黄色。青りんごや桃、柑橘などの果実香に、仄かにナッツのような芳ばしさや乳酸的なまろやかな香り、鉱物的な印象が加わります。口に含むとピンと張りのあるシャブリらしい伸びやかな酸が感じられ、果実の豊かな風味に凛とした印象を与えながら全体を支えています。
ほどよい果実の完熟感とパリッとした新鮮なりんごをかじった時を想わせるフレッシュ感、黄柑橘の粒が弾けるような酸がバランス良く解け合い溌剌とした印象を感じさせます。アフターにかけてナッツの芳ばしい風味や飴のような仄かに甘やかな風味が現れ、透明感のあるシャブリのイメージに加えて旨味感が溶け込む優しい辛口の仕上がりです。
(インポーター資料より)
【シャトー ド ベルについて】
シャトー・ド・ベルは、シャブリ東部の村人僅か60人の小さな村「BERU」にあり、400年の歴史を有するシャトーです。
このシャトーには、15世紀に作成された世界最古の日時計と暦が(現存するのはこちらと英国ケンブリッジの2つ)残されています。(現在でも使用可能なのはベル村の方だけで、1600年代からベル一族によって維持されています。
父親の代からワインを醸造しネゴシアンに販売していましたが、病のため栽培が出来なくなり近隣の栽培者に全ての畑を貸していました。
父が亡くなってから更に10年貸していた畑は、農薬と除草剤で雑草が生えないような状態となっていました。
現当主のアテネは、2002年まで勤めていたパリの投資銀行を辞め、ボーヌの醸造学校を出るとサヴィニーレボーヌのシャンドン・ド・ブリアイユ(ビオディナミ栽培)で1年働き、自分が目指すビオロジックの基礎を作り上げます。
その後、最先端の技術を駆使してワインを造る南アフリカの生産者で1年研修。発酵温度や酵母、亜硫酸の添加に至る多くのデータを頭に入れ、加えて機械に頼る醸造を習得したアテネは、「自然なワイン造りを実践しないと真のテロワールは表現できない」との結論を持ち帰ります。
2005年にシャトー・ド・ベルを引き継ぎ、現在は実験的に1haを馬で耕し、トラクターを使用した区画との違いを調査。
栽培は2011年よりビオディナミ農法を実施。このドメーヌを代表する著名なモノポールの畑ClosBéruを始め、そのユニークなテロワールを余すことなく表現し続けています。