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【新VT入荷】シャトー ヴィエラ パシュラン・デュ・ヴィック・ビル“セック” 白 2020 / Chateau Viella Pacherenc 2020
シャトー・ヴィエラ Chateau Viellaはマディランで3世代続く蔵元。
アラン・ブリュモンの下で研鑽を積んだアラン・ボルトルッシ Alain BORTOLUSSIの参画によってここ数年で一躍脚光を浴びている注目ドメーヌです。区画選抜、最上の樽業者のバリックによる熟成、そして魔法のようなアッサンブラージュ技術をアラン・ブリュモンから習得したボルトルッシの手がけるマディランは極めてモダンで濃厚。
そして何よりも抜群のコスト・パフォーマンスを誇ります。
フランスで最も権威ある専門誌『ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』がコスト・パフォーマンスの高いワインを発掘する『LE GUIDE des meilleurs vins a moins de 20 euros=20ユーロ以下の最良ワイン』でも、過去5年の間に,全マディランの中で、2年連続を含む4度のコストパフォーマンス1位を獲得。しかも、2008年度版ではベスト4の3つを独占するという快挙を師のアラン・ブリュモンを押さえて成し遂げました。また、メイユール・ヴァン・ド・フランスにおいてもアラン・ブリュモンに次ぐ一ッ星に格付けされるなど、モダン・マディランの急先鋒としての地位を強固にする、マディラン最先端のドメーヌです。
【葡萄栽培と醸造について】
ドメーヌではリュット・レゾネを実践し,テロワールが可能な限りワインに表現されるように,土壌に注意深く配慮している。化学肥料は一切使用せず,施肥が必要な場合には,雌牛の堆肥をベースとしたコンポストを与えている。また,それぞれの区画の湿度を測定し,その結果に応じて耕運と下草を生やすことを交互に行っている。既に一部の畑は完全な有機栽培へと転換中。2017年にHVEレベル3(Haute Valeur Environnementale:環境価値重視)認証を取得。2023年にAB認証取得予定。
ブドウ樹はギヨ・サンプルに厳格に剪定。すべてのブドウにまんべんなく日が当たるように,7月に手作業で除葉を行う。また,収穫時のブドウの房の数はキュベによってグリーン・ハーヴェストで調整している。
収穫は熟練した摘み取り人が15人でグループを組み,摘み取った畝で直ちに選果を行い,選果台を用いた場合の酸化のリスクを避けるとともに,醸造所までのブドウの運搬に要する時間(最長でも20分)をできるだけ短縮するように努めている。
産地:
フランス / 南西地方
ブドウ品種:
グロ・マンサン60%
プティ・マンサン20%
アリュフィアック20%
<アリュフィアックについて>
プティ・クリュブ種とともにパシュラン・デュ・ヴィック・ビルの原料となっている品種。ジュランソンと似通った骨組みだが,一線を画している。1980年代から埋もれていたその名が広まった。取り立ててアルコール分が高いわけではないが,魅力的な火打石の香りがある。
味わい:
白辛口
特徴:
収穫したブドウを完全に除梗。
圧搾に先立ち、20時間の低温マセレーションを施す。
その後、酸化を防ぎながらソフトに圧搾を行う。
よりリッチで、より粘性があり、よりフルーティーなワインを得るために、発酵前の果汁を3度に冷却し、8日間にわたって1日2回のバトナージュを行う。その後、澱や沈殿物を取り除き、果汁の温度を16度に上げて発酵を開始させる。アルコール発酵はミディアム・トーストのアリエ産のバリックで3-4週間かけて行う。
発酵温度は18度。
ヴィカール社とスガン・モロー社のバリックを使用。
新樽比率1/4。
発酵終了後、引き続きバリックでシュール・リーの状態で熟成を行うが、収穫の翌年の3月までは1週間に2回のバトナージュを行い、澱が沈殿しないように浮遊させる。
マロラクティック発酵は行わず、その後、樽から引き抜いてアッサンブラージュを行う。無清澄で、ごく軽くろ過を施してから瓶詰め。
パシュランはマディラン(赤)と同じエリアで造られる白ワイン。
グロ・マンサンとプティ・マンサン、そして希少な品種アリュフィアックがブレンドされた辛口です。
わずかに感じられるハチミツのニュアンスに加えて、上品な酸とシトラスの果実味、余韻に白い果実を伴う味わい。
複雑で素晴らしく、フルーティーな香り。
豊満な口中に、上品な樽のタッチに引き立てられた新鮮な果物の香りが花開くようです。
とても生き生きとしたフィニッシュは新鮮で、長く余韻が残ります。