【新VT入荷】ドメーヌ・ダンピエバンドール　ロゼ 2021 / Domaine Tempier Bandol AOC, Rose 2021

全てのプロヴァンスドメーヌを超越し、

完全首位独走を貫くドメーヌ・タンピエ。

プロヴァンスのドメーヌ最高峰ドメーヌタンピエの生み出す

非常に美味しい南仏最高のロゼワイン。

プロヴァンスのドメーヌとしては異例とも言える、傑出した評価を得ている造り手こそ、ドメーヌ・タンピエです。

バンドールの代名詞と言えるほどの長い歴史と世界的な名声を持つドメーヌ･タンピエですが、近年の躍進はまさに鬼神のように凄まじいと言えます。

プロヴァンスのワインと言えば、どちらかと言うと気軽に楽しむ日常消費用、またはリゾートワインというイメージが強いかもしれません。

もちろん決して敷居が高いわけではありませんが、まさにプロヴァンスの中では抜きん出た評価を得ており、その名を多方面に轟かせています。しかしながら、そうした背景にはこのドメーヌの長きに渡る努力がありました。

ドメーヌ・タンピエ前当主であるリュシアン・ペイローは、自身のドメーヌで生産する AOCバンドールに強い思い入れを持ち、バンドールの名を世に知らしめるべく、長い間奮闘してきました。

「ムールヴェードルという力強い品種に立脚したバンドールは、ボルドーやブルゴーニュ、コート・ロティ、エルミタージュ、シャトーヌフ・デュ・パプに比肩する、フランスで最も長命なワインの1つである。」

こう語りバンドールに尽くした彼の信念と生き様は、跡を継いだ息子たちの代になって、一流ワイン誌に取り上げられるまでになり結実したのでした。

リュシアン・ペイローは「ムールヴェードルの父」と呼ばれ、今でもその名はバンドールの生産者の心に、深く刻み込まれています。

産地：

フランス / プロヴァンス

ブドウ品種：

ムールヴェードル52％、グルナッシュ28％、サンソー20％

平均樹齢：

20年

醸造：

ブドウはすべて手摘みで収穫される。

フレッシュさと酸、そして赤ワイン用のブドウよりも低いアルコールを追求して収穫のタイミングを計っている。

収穫は例年8月の最終週から開始され、4週間にわたる。

畑と醸造所で2度の選果を行い、傷んだブドウや未成熟なブドウはすべて取り除かれる。

完全に除梗した後、果物のアロマを抽出し、青白い色調を得るために12度で低温マセレーションを施し、直接圧搾。

発酵：

温度管理機能付きのステンレス・タンクとセメント・タンクで行われ、その後、セニエしたロット（5-10%）とブレンドされ、引き続きステンレス・タンクとセメント・タンクで8ヶ月間熟成を行った後、無清澄・無濾過で瓶詰め。

特徴：

収量の少ない平均樹齢20年前後の選別した区画のブドウに由来するため、凝縮しており、各品種の個性がワインのなかに強烈に表現されています。

また、ムールヴェードルの存在がワインに多くの個性とバランス、複雑さを付与しています。

サーモン・ピンクの反射を持った澄んだ色調と果物や花の力強い香りが魅力的。

桃やザクロを思わせる豊満で円やかな味わいのなかに軽いスパイス香があり、バランスの取れた酸とともに味わいにアクセントを加えています。

当然のことながら、ラタトゥイユや仔羊のロティ、ブイヤベースなどプロヴァンス料理に最適。

サービスは11度で。

参考評価：

パーカーの『ワイン・バイヤーズ・ガイド第7版』にて、★★★★ 4つ星に格付け。

アントニオ・ガッローニの『ヴィノス（旧IWC）』では、2007年物以降、14年連続して90点以上を獲得。2020年物は6回目の93点を獲得している。また、「ドリンク・ビジネス」誌では，死ぬ前に飲むべきロゼ9選　－　9 ROSES TO TRY BEFORE YOU DIEにタンピエのロゼが挙げられた。

正真正銘、南仏最高のロゼ。