ドメーヌ・ラ・スフランディエール & ブレット ブラザーズ/プイィ・ヴァンゼル クリマ レ・カール キュヴェ・ゼン 2019
Domaine La Soufrandière et Bret Brothers/Pouilly Vinzelles Climat Les Quarts Zen 2019
地域最高のテロワールから生まれる珠玉の1本
初ヴィンテージからタイユヴァンのジャン・クロード・ヴリナ氏の目に留まり一躍脚光を浴びた【ドメーヌ・ラ・スフランディエール】
プイィ・ヴァンゼルは、プイィ・フュイッセの東側に位置するAOCで、日照に恵まれ、力強いスタイルのシャルドネが造られています。そのプイィ・ヴァンゼルの最高テロワール「レ・カール」産のブドウから造られる極希少白ワイン。そのスケール感はモンラッシェなどコート・ドール産の偉大な白ワインにも劣らない、とドメーヌの自負する自信作。
産地:
フランス / ブルゴーニュ マコネ地区・プイィ・ヴァンゼル
ブドウ品種:
シャルドネ 100%
味わい:
白辛口
ピュアな果実味と奥行き、味わいに美しい緊張感をもたらすメリハリのある酸が非常に良いバランスで仕上がっています。厚みはありながら端正で、繊細な料理へも寄り添うワインとなっています。
日本ではブルゴーニュの中でも知名度の高くない産地ですが、このワインは是非飲んでいただきたい、そんな1本です。
【ドメーヌについて】
ベタンヌ&ドゥソーヴにより【マコンの偉大なる生産者】に選出された ドメーヌ・スフランディエール。
1947年にジュール・ブレットが購入したマコン南部ヴァンゼル村のドメーヌ。
長年に渡り分益小作により収穫の全量を地元協同組合へ販売していたが、1998年に脱退。
3代目であるジャン・フィリップとジャン・ギヨーム・ブレット兄弟はドメーヌ自社畑があるプイィ・ヴァンゼル村以外のマコンの秀逸なテロワールを体現したワインを生み出すこと、コート・ドールの偉大なワインに負けないワイン造りを目指して、それぞれ1991年から2000年に掛けて栽培醸造学を修めてコント・ラフォンやヴェルジェなどの一流生産者の下で修行を重ね、2000年のヴィンテージから自ら醸造、瓶詰めを開始。
ブレット・ブラザーズもまた、ドメーヌ・ラ・スフランディエールのワインと全く同様の醸造法にて造られる。現在計18のキュヴェを手掛けており、それぞれが900本~4000本と少量生産のミクロ・ネゴシアン。
兄弟は「優れたワインは優れた葡萄から」という明確な信念のもと、出来うる限りテロワールを反映させるため、設立当初からビオロジックとビオディナミ農法を実践し、自然な方法で収量の制限を行っている(約40hl/ha)。