ドメーヌ・ディシ・ラ ブリュット・ナチュール 2019 / Domaine D'ici là Brut Nature 2019
2009年にアペラシオン認定され近年知名度が増してきているビュジェ。
ヴァン・ド・サヴォワのエリアの西側に広がる生産地です。
ドメーヌ・ディシ・ラは、
そのビュジェを代表する極めて高名なヴァン・ナチュール生産者。
極めて少ない生産量、そして輸出量のため、
ごく僅かですが今回入荷が叶いました。
【ペアリング】
アペリティフから食中酒としてまで。
しっかりとした濃さもあるので、濃いめの味付けの料理とも。
モンドゥーズはフルーティーでスパイシーな香りが、アルテスはエキゾチックな香りがあるので、エスニックなどの料理との相性も。
家庭料理であれば、チキン南蛮のようなコクや濃さのある料理に寄り添います。しっかりとした酸が料理の脂も流してくれます。
産地:
フランス / ビュジェ(AOC Roussette du Bugey)
ブドウ品種:
モンドゥーズ、アルテス、シャルドネが3分の1ずつのブレンド
(平均樹齢40年のVV)
※モンドゥーズはサヴォワだけで見られる黒葡萄品種。
特徴:
シャンパーニュ方式によるスパークリング白ワイン。
モンタニュー村に0.3ha。
粘土石灰質土壌。収量40hl/ha。
除梗100%。
ステンレスタンクで醸造。
12ヶ月間以上のビン熟成。
ドザージュはゼロ。
無清澄、ノンフィルターでビン詰め。
ビン詰め時にのみ極少量のSO2を使用。
味わい:ドライ(濃さのあるドライ感を感じる味わい)
【造り手について】
「ビュジェ」南部、クリュ「モンタニュー」中心部に位置するグロスレ・サン・ブノワ村にて、長年ビオロジック栽培を実践しながら素晴らしいワインを造っていたパトリック・シャルランは、引退に際し、彼の意志を継いでくれる若者に畑を譲りたいと考えていました。
そして2017年、各所で修行を重ねた後自身の自然派ワイン造りを志向していたアドリアン・バリオルとフロリー・ブリュネのカップルとの幸福な邂逅が訪れ、ここに、6ヘクタールもの宝石のような畑を擁する自然派ドメーヌ「ディシ・ラ(現在から未来まで)」が誕生しました。
「パトリックも私たちも、ぶどう栽培やワイン造りといったこと以前に、すべてのおおもとは「生物多様性」にあると考えていましたので、すぐに意気投合することができました。私たちは、この地の大自然の結晶のようなぶどうの美味しさをそのままワインにするためヴァン・ナチュールへと進化させることを提案し、パトリックも大いに喜んでくれました」。
急勾配をものともせずに毎日畑仕事に精魂傾ける二人の献身、情熱、そしてセンスによって、彼らの作品は5年と待たずにビュジェを代表するヴァン・ナチュールと言われるようになりました。フランス国内はもちろん多数の欧米諸国のナチュールファンやソムリエたちが、新ヴィンテージのリリースを毎年心待ちにしています。
※ こちらの生産者の作品は極めて少量でのご案内になります。
(インポーター資料より)