シャトー・デュ・コワン ミュスカデ セーヴル・エ・メーヌ <キュベ・ゴルジュ> 2018
Chateau du Coing Muscadet Sevre et Maine Cuvée Gorges 2018
ミルキーでミネラル豊富
ワン・ランク上級のミュスカデを生み出す
シャトー・デュ・コワン
規定外の45ヶ月のシュール・リーにより
逆に「シュール・リー」と記載ができない
伝統と革新をそなえる格別のミュスカデ
セーヴル川左岸、ミュスカデで名を馳せる村、ゴルジュ村。
その中で最も良い区画をコワン家は所有。
通常シュール・リーは6~14ヶ月のところ、規定外の45ヶ月間のためシュール・リーを名乗れませんが、その香りの華やかさと複雑味溢れる深くしっかりとした味わいには目を見張ります。
長期熟成も可能です。
【テイスティングとペアリング】
柔らかく深みのある、非常にふくよかで上品なミュスカデです。
一口飲むと、格が上のミュスカデであることを感じずにはいられません。
ミュスカデ本来の爽やかで溌剌とした印象をベースに、美しく高められた個性が見事です。
口当たりは穏やかで柔和、落ち着いた存在感の酸としっかりとしたミネラル感、そして、何より、素晴らしい旨味。満足度の高さ。
サーヴは12℃前後がお奨め。
ブロッコリーと茹で卵のオイマヨサラダ(オイスターソースとマヨネーズ)、春キャベツとソテーした平貝のレモンドレッシングサラダ、アボガドとエリンギの炒め物(レモン風味)、など、まろやかな酸味とコク、クリーミーな味わいの料理や素材と。
産地:
フランス / ロワール
品種:
ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ)100%
(平均樹齢60年以上)
味わい:
白辛口
【キュヴェ・ゴルジュについて】
セーヴル川左岸、ミュスカデで名を馳せる村、ゴルジュ村。その中で最も良い区画をコワン家は所有しています。
火山噴火由来の岩を多く含む土壌。収穫は45hL/ha。
1つの枝から最大10の芽(シャトーは8を最大としている)。
土地と葡萄を最大限素直に表現することが求められる。天然酵母を基本とする。革新的かつ伝統的な醸造を大切にしている。
通常は6ヶ月から14ヶ月のシュール・リーで瓶詰めされるが、コワン家Le Gorgesは45ヶ月もの間シュール・リーを行う。規定から外れるため、シュール・リーとはラベルに記載できない。
輝きのある淡いイエローは深みもある。フルーティーで複雑、白い花や果実の香り。しっかりとした味わいでテロワールを表現したミネラル、バランスに優れる丸み。後に、バターのような印象。偉大なワインの一つであり、完璧なバランス。海の幸、とりわけ帆立、魚介のメイン料理全般、白いお肉と。白レバーやリード・ヴォーなど。チーズとの相性も抜群。
【造り手について】
1421年創業。由緒ある貴族。以来王侯貴族に愛され続けてきた造り手です。
蔵の名の「コワン」とは、コーナー(角)の意味。
セーヴル川とメーヌ川の2つの川が交わる場所に位置しています。本当の意味で、「セーヴル・エ・メーヌ」を名乗れるのは、ミュスカデ広しといえども、シャトー・デュ・コワンだけ。
2004年度版「GAULT MILLAU LE VIN」で4ツ星掲載☆☆☆☆
数々の賞に輝くワインは世界の著名なソムリエたちもこの蔵を訪れます。「ミュスカデはリーズナブル」と思われがちですが、この蔵元のミュスカデは、クオリティーを高める事だけを信念として造り続けています。
ワインに共通するのは繊細で上品なミネラル分と構成の整った旨み。そこに花や桃、梨などの果実の香り。樽熟成をしたワインはさらに複雑性が加わります。ワインとは造り手の信念と人間性が顕著に味わいに表れるものだと実感します。
有機減農薬栽培・SO2最小限使用。
(インポーター資料)
※2018VTよりエチケットが変更となりました。1枚目・2枚目の画像の新エチケットでのお届けとなります。