ヴィニョーブル・ギョーム シャルドネ・コレクション・レゼルヴェ 2016 (IGP ヴァン・ド・ド・フランシュ・コンテ)
Vignoble Guillaume / Chardonnay Collection Reservee IGP Vin de Pays de Franche-Comte, Blanc 2016
年に一度だけの日本への入荷される
世界の超一流ドメーヌの苗木と台木を
一手に手がける天才苗木家
アンリ=グザヴィエ・ギョームが作る逸品
【テイスティング】
さらさらとした採れたての蜂蜜のような滑らかな蜜っぽさ、
穏やかな熟成感が出始めてい2016VT。
まだ、若さも感じますが、豊かな果実味と濃さ、上品でクリーミーな口当たりが、しっかりとした樽に支えられて非常に調和の取れた美味しさがあります。
金色に輝く色調もとても綺麗でなんとも魅力的です。
【ペアリング】
バラブロックで作る生姜焼きをこのワインに合わせて。
ロースやバラ肉の薄切り肉だとタレの存在感が、しっかりと感じられる仕上がりになりやすい生姜焼き。
ワインと合わせた際の全体のバランスを考えて、タレに味わいの比重が寄りすぎないように
豚バラブロックを一口大に切って素材の印象も出るように。
そして、ワインの熟成度合いを意識して、煮詰めずあっさりと仕上げました。
まだ滑らかな密っぽさとあっさり目の甘辛のタレや玉ねぎ、複雑味のある調味料と樽の風味や柔らかな熟成感、豚バラの旨味の強すぎず弱すぎない味わい。
味付けの濃さ、食材の存在感が、今のタイミングのこのワインの個性とバランスの取れたペアリングです。
産地:
フランス / フランシュ・コンテ地方
(ブルゴーニュのコート・ドールの入口となるディジョンの町から、東に48キロ。地図画像参照)
品種:
シャルドネ100%
土壌:
標高300m
南および南西向きの斜面
75%が粘土混じりの石灰質、25%が珪素混じりの石灰質
栽培:
リュット・レゾネ
醸造:
ギィにある粘土石灰質の区画に植わる樹齢50年以上のシャルドネに由来。
剪定法はギヨ・ドゥーブル。
手摘みしたブドウを直接圧搾、36時間の前清澄の後、20度前後の温度でバリック(古樽100%)で低温発酵。
発酵期間は30日。
引き続きバリック(新樽90%、2年使用樽10%)で 定期的に補酒とバトナージュを行い、シュール・リーの状態で11ヶ月熟成。
この間、澱引きはまったく行わない。
バリックはDRCやアンリ・ジャイエの樽を手がけることで有名なフランソワ・フレール社製。樽材はヴォージュ産で、焼きはミディアム+。無清澄・無濾過で瓶詰め。蝋キャップシール。
フォア・グラのポワレや帆立貝のクリーム煮、フロマージュに相応しい。サーヴィスは12-15度。
味わい:
白・辛口
*コレクション・レゼルヴェについて
ドメーヌの畑のなかでも傑出したミクロクリマを享受する最高の単一区画の選り抜きのブドウ樹から造られるプレスティージュ・キュヴェ。ブルゴーニュ・ワインを凌駕する挑戦を続けるギョームの情熱が込められた最高傑作品。
【造り手について】
世界一流の苗木家
ブルゴーニュのコート・ドールの入口となるディジョンの町から、東に48キロ。フランシュ・コンテ地方のシャルセンヌ Charcenneという小さな村に、世界の超一流ワインの造り手たちに、その名を広く知られた男がいる。その男の名はアンリ・グザヴィエ・ギョーム Henri-Xavier GUILLAUME。彼の家系は100年以上も続く、世界最高の苗木家。育種(特にシャルドネとピノ・ノワール)と台木の世界第一人者である彼は、顧客である超一流の造り手たちの要望や畑のテロワールに応じてクローン選抜、あるいはマス選抜による最適な苗木と台木を助言、また、育種・研究開発を行い、彼らに提供している。驚くべきことは、彼の顧客リストが、正真正銘、《世界の超一流ワインの造り手の紳士録》であること。
世界最高のワインを支える存在
特にシャルドネとピノ・ノワールの造り手たちが絶大の信頼を寄せており、DRC/プリューレ・ロック/ ルロワ/コント・ラフォン/ルフレーヴ/ ルーミエ/ドニ・モルテ/メオ・カミュゼ/ ジャイエ・ジル/サロン/クリュッグ/ ボランジェ/ジャック・セロス /ガイア/アンティノーリ/オーパス・ワン…などワイン業界のトップが天才苗木家ギョームから苗木を買っています。最高の苗木と台木なくして最高のワインが生まれるはずはなく、アンリ=グザヴィエ・ギョームは世界の超一流ドメーヌの畑とワインの質を陰で支えている存在。
苗木と台木が同じであっても美味しいとは限りませんが、飲めばわかる素晴らしいクオリティのワインたち。
中世から名を馳せた
ブルゴーニュのテロワールに匹敵する伝説の丘
フランシュ=コンテ地方のシャルセンヌ村、ブルゴーニュのコート・ドールとほぼ同緯度の標高300m当たりの最適の畑で顧客の苗木と自分のドメーヌのブドウの樹を育てています。
フランシュ=コンテ地方はAOCを名乗れず、ヴァン・ド・ペイ(地酒)として売られています。たとえワイン地図に記載されていなくとも、このジィ丘陵は、古くからフランスのワイン専門家であれば知る人ぞ知る、コート・ドール(=黄金の丘)と並ぶ伝説の丘なのです。気候や石灰質土壌などテロワールがブルゴーニュに酷似しているフランスでも稀な畑を持ち、ブルゴーニュを彷彿とさせるワインとして、数少ない逸品を造り出します。
ブルゴーニュ以外で造られる
ブルゴーニュを彷彿とさせるカリスマ・ワイン
ギョームのワインを秀逸なものとしているのは、テロワール、苗木・台木だけにとどまりません。低収量、無農薬、リュット・レゾネに則った可能な限り自然なブドウ栽培、ギリギリまでブドウの完熟を待ってからの摘み取り、手摘み収穫、厳しい選別、低温発酵(白)、低温マセレーション(赤)、ブルゴーニュの超一流ドメーヌに比肩する最高品質のバリック(小樽)によるシュール・リー熟成等、ブルゴーニュの偉大なドメーヌに匹敵する厳格な管理と細心のケアを施して、1本1本が情熱を込めて造られているのです。
こうして出来上がるワインは、毎年必ず『アシェット・ワイン・ガイド』に掲載されて、<最も心に残るワイン>に選出され、評論家達の賞賛の的となっています。
(インポーター資料より)