ヴィニョーブル・デ・トロワ・テール (セバスチャン・マン) フライミートゥーザ・ムーン 2019
Vignobles des 3 Terres (Sébastien Mann) Fly me to the Moon 2019
ぬくもりを感じるようなふっくらとした旨みが心地よいワイン。
寒い季節に出会うピノブランってこうあって欲しいを叶えてくれるような味わい。
包まれたくなるような旨みにの中にしっかりとした酸があって、
味わいがほどよくタイトさを持っているのが心地よい印象です。
【ペアリング】
・豚肉でつくるはりはり鍋
余韻は長くなく、そこがはりはり鍋の出汁の重たさのない旨みにちょうどいい。温もりのある旨みと旨みの相性の良さを感じられます。
ピノブランの後口にある優しい苦味が水菜や葱と重なるのも綺麗です。
産地:フランス / アルザス
品種:ピノ・ブラン 100%
粘土石灰質土壌。樹齢30年以上。収量は50hl/ha。ステンレスタンクでシュール·リー醸造。ラベルの絵はセバスチャンが幼少期より大好きな「星の王子さま」の挿絵をモチーフにしたもので、作品名は、このピノ·ブランが世界中の料理と合わせることができる万能型の白ワインであることを有名な歌の名前にかけて表現したものです。
【造り手について】
ルマール市から南に7km、エギスハイム村に20世紀初頭より続くぶどう栽培家で、プェルシックベルグとアイシュベルグの2つのグラン·クリュを擁します。長らく協働組合にぶどうを販売してきましたが、1999年に3代目ジャン·ルイ·マンがドメーヌを設立。2004年よりビオロジック栽培を開始し、早2008年には「ECOCERT」の認証を取得しました。
2009年、バルメ·ブシェール(アルザス)、ヴェット·エ·ソルベ(シャンパーニュ)、ピエール·ガイヤール(ローヌ)等の自然派ドメーヌでの修行を終えた息子のセバスチャンが帰還して継承。修行先で会得したビオディナミへの転換を進め、2018年には難関の「Biodyvin」に加盟しました。
「1本1本のぶどう樹たちは、私たちの家族のひとりひとりです。そして生まれてくるぶどうたちもまた、家族のひとりひとりです。私たちは、愛情に溢れたワインを造り、世界中の人々と愛情を共有したいと考えています」(セバスチャン·マン)。
セバスチャンの継承によってワインの品質はひとつ上の次元に到達し、フランスのワインガイドの金字塔「ル·ギド·デ·メイユー·ヴァン·ド·フランス(フランスの最優秀ワインのガイド)」は、このドメーヌをアルザスのトップ生産者の一画に挙げるようになりました。
彼らの作品は、フランス·ミシュラン3つ星の「ラルページュ」や「ル·クロ·デ·サンス」をはじめとする多数の高級レストランにオンリストされています。そのため、「愛情が込められた最高のお料理とのマリアージュのために、最高の飲み頃を迎えたワインを販売したい」という哲学のもと、収穫年順ではなく「飲み頃を迎えたヴィンテージ順」にワインをリリースしています。
創造性豊かなラベルの絵は、セバスチャンの友人であるスペイン人シェフ、アルベルト·リエラが描いてくれたものです。
(インポーター資料より)





