フィリップ・ロシニョール コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2020 / Philippe Rossignol Cote de Nuits Villages 2020
黄色みを帯びた美しく輝く色調が魅力。香り豊かで、フルーティーで華やかさがあり、まるで太陽の温もりに包まれた庭の花畑にいるよう。口に含むと、柔らかな口当たりと上品な酸味が広がります。果実の甘みと爽やかな風味が調和した、心地の良い余韻も魅力です。
ワンランク上のスケール感を感じられるワインです。
産地:フランス / ブルゴーニュ
品種:シャルドネ100%
タイプ: 白・辛口
【造り手について】
"フィリップ・ロシニョールはジュヴレ・シャンベルタンにあるドメーヌで、本拠地ジュヴレを中心に、7AOC、6.5haを所有しています。「ロシニョール」と名のつくドメーヌはブルゴーニュにいくつかありますが、彼のドメーヌはそれらと親戚関係ではありません。
彼の家は代々ジュヴレ村で農業を営んでいました。農業学校を卒業したころ、お姉さんがジョセフ・ロティと結婚、彼もジョセフ・ロティのドメーヌを手伝うことになりました。当初はただのお手伝いでしたが、5年間畑仕事と醸造を経験するうちに、「ワインを造りたい」という想いはどんどん強くなり、ジュヴレの隣村ブロションの人から2haの畑を譲り受け、1976年19歳の若さで独立を果たします。
代々受け継ぐ畑が無かったからこそ、取得する畑はより良い区画、ワンランク上の畑に接する区画を積極的に選んで入手してゆきます。AOCジュヴレに囲まれたAOCブルゴーニュ、フィサン1erに接するコート・ド・ニュイ・ヴィラージュの区画、マジ・シャンベルタンに接する1erレ・コルボーの区画等。
「とにかく葡萄が大切。流行は追わない。」というフィリップさんは、熟成して美味しいワインを今でも造り続けており、ギド・アシェット、ゴー・ミヨ等のワインガイドブックの常連になっています。
現在ではジュヴレ村の栽培者組合のテイスティング長も務め、後進の指導にも尽力しています。また、息子さんも仕事を一緒にしており、将来も楽しみなドメーヌです。
栽培方法はリュットレゾネ 除梗は100%、上級キュヴェは50%~70%
1次発酵はステンレスと樹脂のタンクを使用 新樽率は平均25%
マロラクティック発酵は樽の中で樽熟成期間は平均20か月
赤はノンコラージュ、ノンフィルター”
(インポーター資料より)