アンリ・フックス リースリング 2022 / Henry Fuchs Riesling2022
【テイスティグコメント】
グレープフルーツを思わせる爽快な風味が余韻まで続く、洗練されたリースリングです。
きちんと辛口ですがキレの良さだけではない旨味を感じるスタイル。
程よいボリューム感も。
爽やかで居心地のよい美味しいリースリング。
産地:フランス / アルザス
品種:リースリング100%
0.7ha。粘土シルト質土壌。平均樹齢45年。ステンレスタンクで9ヶ月間熟成。
【造り手について】
コルマール市の北、リボーヴィレ村に1922年から続くドメーヌで、アルザス中部におけるグラン・クリュの雄、「キルシュベルグ・ド・リボーヴィレ」を擁します。
2006年に父アンリからバトンを譲り受けた4代目ポール・フックスは、2年後の2008年、完全ビオロジック栽培に転換。さらに、収量を大きく制限することで、「完璧なぶどうづくりを目指しています。料理の美味しさの鍵が塩(ミネラル)にあるように、ワインの美味しさの鍵もミネラルにあります。ビオロジック栽培によって土中深くまで伸びた根からミネラルをたっぷりと吸い上げ、収量制限によって一粒一粒にミネラルを凝縮させることが、美味しいワイン造りの本質です」(ポール・フックス)。
醸造もきめ細かく、アルザスではほとんど見られない、超小型ステンレスタンクの多数基使用によって、区画ごとのテロワールの違いやヴィンテージの個性を、より高い精度でワインに反映させています。
このような彼のプロ意識と情熱は、フランスを代表するワイン評論家、ミッシェル・ベタンヌの目に留まり、新世代としては異例の高評価をもって賞賛の声を贈っています。
尚、ラベルのキツネは、ファミリーネームの「fuchs」(=fox)に由来します。上位3作品の印象的なラベルは、それぞれの作品に対するフックス家のイメージをもとに、家族ぐるみの友人でもあるストラスブールの高名な画家、デルフィーヌ・アレが描いた実際の絵画からデザインされたものです。
(インポーター資料より)



