ギュンテ・シェロー ペルル・フィーヌ・デュ・コワン / Günther Chéreau Perles Fines du Coing
ムロン·ド·ブルゴーニュならではの心地の良い旨味とピュアな酸、余韻に向かってのほの苦味が綺麗に詰まっている1本。泡はクリーミーで柔らかく、お食事のお供にもぴったりな印象です。
生産地:ロワール
品種:ムロン·ド·ブルゴーニュ(ミュスカデ)100%
味わい:スパークリング
Vin Mousseux de Qualité。シャンパーニュ方式によるスパークリング白ワインです。サン·フィアクル·シュル·メーヌ村に2ha。シスト(片岩)質·片麻岩質土壌。平均樹齢40年のVV。収量は50hl/ha。地中に埋め込まれたガラス製タンクで醸造。24ヶ月間以上ビン熟成。MCR(濃縮ぶどう果汁)によるドザージュは5g/l。
作品名の「ペルル·フィーヌ·デュ·コワン」は(このドメーヌが擁する歴史的シャトーである)「シャトー·デュ·コワンの上質な真珠」の意味で、この作品の繊細な泡を例えたものです。
【生産者について】
ナント市より南東に15km、サン·フィアクル·シュル·メーヌ村に16世紀から続く名門のぶどう栽培家で、1950年にドメーヌを設立して自社ビン詰めを開始しました。1989年よりヴェロニク·ギュンテ·シェロー女史が運営しており、エノログ(醸造技師)の難関国家資格を取得した後ブルゴーニュで修行した娘さんのオーロールとともにワインを造っています。
4つのクリュを含む75ヘクタールもの畑を所有しており、一部の畑では2010年からビオロジック栽培を、残りの畑では厳格なリュット·レゾネ栽培を実践しています(2021年に「Haute Valeur Environnementale(高い環境価値)」の最高段階「レベル3」の認証を取得)。自然保護と生物多様性の確保に非常に力を入れている生産者で、畑に隣接する広大な敷地にはたくさんの木々や草花が植えられているのみならず、生け垣、小川などで構成され、まさしく大自然の縮図が展開されています。また、多数の巣箱を設置して養蜂を実施し、飼っている4頭のヒツジと4頭のヤギの放牧を行なっています。
ムロン·ド·ブルゴーニュ(ミュスカデ)の醸造はすべて地中に埋め込まれたガラス製タンクで行われており、クリュの作品にいたっては24ヶ月間もの長期シュール·リー熟成が施されています。
ヴェロニクとオーロールの母娘は、フランスのワインガイド「ギド·アシェット」において、醸造家にとって最大の栄誉のひとつとされる2023年度「ヴィニュロン·オブ·ザ·イヤー」を受賞しています(全ロワールで2生産者のみ)。豊かな果実味とミネラルに溢れ、繊細を極めたそのワインの品質はナント地区を代表するものであり、「ギド·アシェット」に限らず多数のワインメディアが毎年惜しみない激賞を贈っています。
(インポーター資料)





