ヴァンサン・シャルロ ル・ルビー・ド・ラ・デュヌ 2015 / Champagne Vincent Charlot Le rubis de la dune 2015
【テイスティング】
赤系果実の香りが柑橘のアロマを伴って、鼻に抜けていく清涼な心地良さが印象的です。葡萄の甘やかさの後に訪れるタンニンのきき方もバランスよく、丸みのあるスタートから終わりはドライな飲み口で果実感が引き締められ、飲みすすむロゼ。
また、綺麗なドライ感で食事と飲む楽しさを感じさせる1本です。赤みの造りや煮付け、醤油などに合わせたくなる、綺麗なスタイル。生ハムと合わせると、生ハムの塩味と果実味の中和による相性の良さを感じられ、軽やかな肉感がこのロゼにちょうど良い印象でした。
上品なコクの存在によって、味わいの濃さや力強さが一人歩きして際立つことなく、洗練されたバランスを感じさせます。
産地:シャンパーニュ エペルネ村
土壌:火打ち石が多い粘土質
品種:ムニエ80% PN20%
醸造:樽発酵・9ヶ月樽熟成 MLF無し 7年瓶熟成
ヴィンテージ:2015
ドザージュ:4g/l
香り:レモンやピンクグレープフルーツのような柑橘類や苺やラズベリーの赤果実の香り
味わい:桃やバラ。余韻はミネラリーでとても⾧い。とても凝縮感がある。
料理:赤いベリーのソースの牛肉のフィレ、熟成された生ハム
0.28Ha の「ラ・デュヌ」という単一畑から造られています。1955 年に植えられたブドウの木です。土壌はシレクスを含む粘土質の上層土と石灰岩やチョークの下層土です。収穫後、ブドウは14 時間のマセラションを経て、木樽で天然酵母による発酵が行われます。11 ヶ月間の樽熟成後、瓶内で6 年間熟成されて澱引きを行います。ドザージュはExtra Brut の4g/l です。
色はゴールドの輝きを持つ綺麗なレンガ色です。香りはとても強く、レモンやピンクグレープフルーツのような柑橘類や苺やラズベリーの赤果実を感じられます。少し時間が経つと、アロマは桃やバラに変化します。余韻はミネラリーでとても⾧いです。とても凝縮感のある素晴らしいセニエ法のシャンパーニュです。12-14 度のサービス温度で白のワイングラスがおすすめです。
【生産者について】
自称「土壌の職人、五感の高揚者と感動の創造者」。
ヴァンサン・シャルロは、エペルネー近郊にあるビオディナミの造り手。
42Haのテロワールを表すため、各区画每醸造をし、全てはオートクチュールの逸品。
平均 60 年以上の樹齢からの完熟のブドウを厳選(30%のブドウしか収穫 しない)し、天然酵母で樽発酵し、樽熟成された原酒を丁寧に仕上げていきま す。
ヴァンサンが手掛けているシャンパーニュは全てヴィンテージ付きで、マロラクティック発酵無し、無清澄無濾過で、ドザージュは 4g/以下でExtra Brut です。
その結果はピュアであり複雑、そして他では感じられないアロマティックなもので す。とてもユニークで美しいグランシャンパーニュの造り手です。
(インポーター資料)



