シャンパーニュヴァンサン・シャルロレコルシェ・ド・ラ・ジェネット 2013 / Champagne Vincent CharlotL'Ecorchée de la Genette 2013

苺の芳しい香りとピンクグレープフルーツのアロマ。

泡はクリーミーで穏やか、甘やかさも抑え目で、味わいの抑揚がフラットなことで落ち着いて飲めるロゼシャンパーニュ。糖度調整の不自然さの一切のなさ、美しい仕上がりを感じる味わいです。

ドラマティックではないことの美点といっても良いのか、穏やかさや安定感は気持ちが振り回されない印象で、飲み疲れなどなく、食事と一緒にゆっくりと落ち着いて楽しめるロゼ。

主張が綺麗で邪魔しない、結構繊細なものにも合い、食事の傍でするっと1本空いてしまうようなシャンパーニュです。

ペアリングは、例えば、鴨ローススライスを焼いて、ウスターソースで味付けしたものと。

産地：シャンパーニュ　エペルネ村　単一畑

土壌：火打ち石が多い粘土質

品種：ムニエ90％ピノノワール10％

醸造：樽発酵 11ヶ月樽熟成 MLF無し 8年瓶熟成

ヴィンテージ：2013

ドザージュ：4.5g/l

香り：赤果実、ピンクグレープフルーツ

味わい：苺、ラズベリー、少しオレンジピール。ミネラル感。

料理：鴨やピジョンのような赤身の多い肉、苺のタルト

マルドゥイユ村にある「ラ・ジェネット」の0.14Ha の単一畑から造られています。火打ち石が多く含まれている粘土質の土壌です。ブドウの木は1957 年に植えられたため、ぶどうの量がすくなく、1000 本程しか造られていません。14時間のMaceration 後、11か月間樽で熟成してから、瓶内で8 年間熟成し澱引きを行います。ドザージュは4.5g/l です。

とても綺麗なレンガ色です。赤果実とピンクグレープフルーツの香りが感じられます。そしてミネラルのアロマも取れます。時間が経つとブルゴーニュの赤ワインに似た香りが感じられます。口の中では複雑で構成はしっかりですがとてもエレガントです。そして凝縮された果実感と酸味のバランスが素晴らしいです。間違いなくヴァンサンのトップのロゼで美食家のためのシャンパーニュです。

12-14 度のサービス温度でピノノワールのワイングラスかデキャンタージュがおすすめです。

【生産者について】

自称「土壌の職人、五感の高揚者と感動の創造者」。

ヴァンサン・シャルロは、エペルネー近郊にあるビオディナミの造り手。

42Haのテロワールを表すため、各区画每醸造をし、全てはオートクチュールの逸品。

平均 60 年以上の樹齢からの完熟のブドウを厳選(30%のブドウしか収穫しない)し、天然酵母で樽発酵し、樽熟成された原酒を丁寧に仕上げていきます。

ヴァンサンが手掛けているシャンパーニュは全てヴィンテージ付きで、マロラクティック発酵無し、無清澄無濾過で、ドザージュは 4g/以下でExtra Brut です。

その結果はピュアであり複雑、そして他では感じられないアロマティックなものです。とてもユニークで美しいグランシャンパーニュの造り手です。

（インポーター資料）