プレイモン ル・フェイトゥ・サンモン・ブラン 2020 / Plaimont LE FAITE SAINT-MONT Blanc 2020
南西地方ではかつてワインを長期保存する際に瓶を地中に埋めて いました。
掘り起こしたときにわからなくなってしまうため、紙のラベルでなく亜鉛や木札が当時使用されていたそうです。このワインは長期熟成も可能なワインを再現しているため、伝統的な木札のラベルが使用されています。
【テイスティング】
かすかに緑味を帯びたフレッシュな色合い。
黄色い花、金柑、キンモクセイ、れんげの蜂蜜といった華やかな香りにユーカリ、ローリエなどの清涼感ある香りが入り混じっています。
口に含むとみずみずしいまでに白ぶどうそのままの果実味がいっぱいに広がり、そのジューシーな味わいとフレッシュで豊かな酸に圧倒 されます。
落ち着く間もなくミネラル感がやってきて、樽のニュアンスを含んだボリュームある味わいに包み込まれます。
最後にはほのかな甘ささえ感じるぶどうそのままの味わいが戻って くるというミステリアスなワイン。
南西地方の地葡萄は潜在的に強烈な個性と可能性を持っているということをひしひしと感じるワインです。
⽣産地 :南西地方
品種:プティマンサン、グロマンサン、アルフィアック、プティクリュビュ
味わい:白・辛口
飲み頃温度:12℃(冷やし過ぎにご注意)
ペアリング:海老料理、鶏やウズラのロースト、生ハムとフルーツ等
ゆで蟹やホタテ貝との相性がお勧めです。
【生産者について】
ガスコーニュの生産者1100人を束ね未来を担う
1979年南西地方の3つの村Plaisance,Aignan,Saint Mont、これらの村のカーヴが集結して設立。村の頭文字をとって「Plaimont」と名づけられました。
「高品質なワインづくりを受け継いできた伝統、土地の個性を守り続けることで、ガスコーニュの未来を担っていく」この志のもと、思いを同じくする1100人もの小生産者が結集。総面積5000haを超える葡萄畑からその努力の結晶を世に送り出しています。
プレイモンの強いこだわりと特徴
プレイモンはこの地(南西地方)の未来のために品質の高い葡萄を生み出すことにこだわり続けてきました。古来よりある地ぶどう品種を植えること、葡萄の房の数を半分に抑えることによって果実の質を高めること、土壌の調査、伝統的な手摘みでの熟した葡萄のみの収穫などの取り組みを徹底して行ってきました。
私たちの前にあるワインがどの畑のもので、どの発酵槽を使用したものか全て管理しており、安心であること、クオリティーの高いワインを産み出しつづけることを約束しています。
彼らの葡萄園は、大西洋から離れた場所に位置し、起伏した丘領が辺りを占めています。
東側と南側のスロープは葡萄園の保護に役立っています。 細かい土と重い粘土質の土とで出来るワインに違いがあるのも特徴の一つです。
(インポーター資料)



