ファビアン トロセ アヴァランシュ ラ ブランシュ 2022 / Fabien Trosset Vin des Allobroges AVALANCH 2022
世界で9ヘクタールのみ栽植される モンドゥーズ・ブランシュ。
天然酵母で発酵。8ヶ月シュールリー熟成。スモーキーで菩提樹の香り。フレッシュな果実味は口いっぱい広がりつつ、綺麗な湿度を感じるようなしっとりとした旨味が舌に心地よく沈み、はっきりとしたミネラル感を持ちます。
特にスモーキーな香りは特徴的で、繊細なリンデンの香りも感じられます。美しい構造を持ち、活気のある酸味が、非常に心地よい味わいを生み出しています。落ち着いた気配を纏いながらも表情の豊かさに驚くユニークなワインです。
生産地:フランス・サヴォワ(IGPヴァン デ アロブロージュ)
品種:モンドゥーズ・ブランシュ100%
栽培:最も普及しているモンドゥーズ・ノワールと近縁のモンドゥーズ・ブランシュは、まだあまり知られていない「秘蔵の」品種であり、サヴォワ地方に固有の在来種です。アヴァランシュ・ラ・ブランシュの品質を最大限に引き出すため、モレーヌ(氷河堆積物)の土壌でモンドゥーズ・ブランシュは栽培されます。この土壌は、ブドウの木に程よいストレスを与えることで、ブドウの品質向上に良い影響を与えます。氷河の後退によって残された岩屑で構成されるこの土壌は、ブドウの香りを凝縮させるのに理想的な環境。
醸造:ゆっくりと圧搾することで、アヴァランシュ・ラ・ブランシュの苦味と草のような香りを正確にコントロールしています。タンクおよび樽での発酵に先立ち、低温で清澄化を行います。自然な生産を重視し、天然酵母を使用し、硫黄を使用せずに醸造を行っています。IGP認定のワインは、80%をステンレスタンク、20%をハーフムードで、8か月間、細かな澱とともに熟成させます。
味わい:白・辛口
【生産者について】
ワイン生産者の家系に生まれたファビアン・トロセ (Fabien Trosset)とパートナーのクロエ は、2011 年にワイナリーを引き継ぎました。 ドメーヌは ボージュ山塊のふもと、シャンベリーとアルベールビルの間に 位置し、 畑は南向きの丘の中腹25 haに広がっています。土壌は主に石灰岩 の部分と、モンドゥーズに最適な赤粘土の2種類あります。平均樹齢は35年 で、最も古い木は樹齢80年にのぼります。 土壌は深く豊か。それはブドウの木に活力を与え、下層土に根を張り、高品 質で成熟したぶどう、そして個性的なワインを生み出します。 畑はリュット・レゾネで耕作され、機械で耕すことはしません。農薬はどう しても必要な場合のみ行い、収穫はすべて手作業で行われます。 ファビアンとクロエは、ブドウの木とテロワールに情熱を注ぎ、代々受け継 がれてきた伝統的な価値観を守りながら、伝統と現代技術を融合させたワイ ンで評判が高いドメーヌです。
(インポーター資料)

