ドメーヌ・アリヌ・ボーネモンタニー ・ブラン 2022 / Domaine Aline Beauné Montagny Blanc 2022
モンタニーの2つの区画のぶどうを使用。ひとつは北向きでアペラシオンの北部に位置し、泥灰土の区画。もうひとつは北東向きでアペラシオンの南部に位置し、粘土質石灰岩土壌。北向きの区画でテンションとミネラリティがもたらされ、北東剥きの区画からは果実味とテクスチャーが加わります。双方のブレンドで見事なシャルドネが造られます。
魅力的で繊細な香り、フローラルなニュアンスとフレッシュなアプリコットの香り。口当たりは繊細でまろやか。樽由来のニュアンスがバランスよく調和し、心地よい余韻へと続きます。
⽣産地 :ブルゴーニュ
品種:シャルドネ 100%
栽培:ドメーヌはモンタニー・ヴィラージュに2.40haを所有し、6つの異なる区画に分かれている。その中から厳選した2つの区画のブドウで造られたキュヴェ。平均樹齢35年。
*1つ目の区画:
モンタニーのアペラシオン内で最も標高の高い「Rougeriaux(ルジェリオ)」に位置。
北向きの斜面。主に泥灰土(マール)で構成される重い土壌。作業が難しいが、
シャルドネの栽培に非常に適している。
*2つ目の区画:
アペラシオンの最も低い部分に位置。北東向きの斜面。粘土質の土壌に石灰岩が混ざり、
より柔らかく作業しやすい。他の区画よりもブドウの成熟が早い。
醸造:
2つの区画のブドウは別々に収穫・熟成され、瓶詰め前にブレンド。野生酵母による
アルコール発酵。バトナージュ(澱攪拌)は行わない。
45%はステンレスタンク熟成、残りは樽熟成(新樽比率8%)
総生産量: 9,500本
ペアリング:レモンと鶏肉のタジン、寿司、鯛の塩釜焼きなど
【生産者について】
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アリヌ・ボーネは2018年にソロワインメーカーとしてのデビューを果たしましたが、ワイン業界での豊富な経験を持っています。彼女は15年間、サントネイの名門「シャトー・ド・ラ・クレ」でワイン造りを主導してきました。そして2018年、彼女はそれまで農地賃貸契約で運営されていた家族の畑を引き継ぐ決断をしました。この機会は、ビュクシー協同組合によって運営されていた家族の5haの畑の賃貸契約が終了した際に訪れました。
アリヌ・ボーネの5ヘクタールのブドウ畑はサン=ヴァルランの町に位置し、その構成は以下の通りです:12.5%がアリゴテ、25%がブルゴーニュ・ブラン、50%がモンタニー・ヴィラージュ、12.5%がモンタニー・プルミエ・クリュ・シャゼルです。畑を引き継ぐと同時に、彼女はこれらの畑を有機農業に転換する取り組みを開始しました。この移行には、畑とワイナリーの両方での細心の作業が求められます。
アリヌはワインの熟成においても、コート・シャロネーズの中心地であるビュクシーでステンレスタンクとオーク樽の適切なバランスを選択することで、彼女独自のアプローチを取り入れています。
彼女の厳格な取り組みは、エレガンス、純粋さ、そして正確さで評価されるワインに反映されています。有機栽培からセラーでの丁寧な熟成まで、プロセスのすべてのステップが、テロワールの本質と品質への献身を完璧に表現するワインを生み出すことを目指しています。アリヌ・ボーネのドメーヌは、伝統と革新の融合を体現し、そのフィネスとブルゴーニュの真の表現力で魅了するワインを生み出しています。
(インポーター資料)



