ドメーヌ・ド・モンカルム キュヴェ・オリガミ・ブラン( 白馬) / Domaine de MONTCALM Cuvee ORIGAMI Blanc ( 白馬)
「南仏の風と白馬の涼風が奏でる、軽やかで魅力的な白ワイン」
南フランス・カマルグ地方。雄大な地中海とローヌ川の恵みを受けるドメーヌ・ド・モンカルムは、自然と共生する農法にこだわる生産者です。
この「キュヴェ・オリガミ・ブラン（白馬）」は、そんな土地の個性を映すように、繊細で清らかな香りを持つ白ワイン。
グラスに注ぐと、白い花や青リンゴ、柑橘のアロマがふんわりと広がり、口に含むと爽やかな果実味とほのかな塩味が感じられます。まるで南仏の風が白馬の雪原を駆け抜けるような、透明感と軽快さの共演。
生産者が「折り紙（Origami）」という名に込めたのは、シンプルでありながら奥深い、日本の美意識への共感。日常の食卓に寄り添いながらも、どこか洗練された余韻を残します。
カジュアルに楽しめるのに、丁寧な手仕事の香りを感じる――
そんな“上質な日常の白”をお探しの方にぴったりの一本です。
【おすすめのペアリング】
・鰤の塩焼き＋すだち
柑橘の酸と塩味が、ワインのミネラル感と爽やかさを引き立てます。ブリは冬に向けて脂が乗る魚。旨味と脂のコクが強く、白ワインと合わせると負けてしまうことも多いですが、このオリガミ・ブランには「果実味」と「塩味」「酸味」のバランスが絶妙にあるため、脂の重さをすっきり流してくれます。すだちを添えることで、ワインの柑橘系アロマ（グレープフルーツやレモンピール）と見事に共鳴。日本の冬のブリ×南仏の白”という、風土の掛け合わせが絶妙。
・鰹のたたき（ポン酢仕立て）
カツオは赤身魚で、旨味と香ばしさ（たたきの炙り）が特徴。赤ワインでもいけそうですが、この白ワインの持つ柔らかな酸とミネラル感が、ポン酢のような酸味ベースの味付けと溶け合い、カツオの鉄分っぽさをやさしく包みます。ポン酢の酸味が、ワインの柑橘系香り（ライム、レモンピール）とリンクし、後味をすっきりと整えます。旨味のある赤身魚を爽やかに食べたいとき”にぴったりのペアです。
▶︎ 鰤は「脂の旨味」と「すだちの酸」が、ワインのミネラル×果実味と響き合う。
▶︎ 鰹は「旨味」と「ポン酢の酸味」が、ワインの柑橘香×透明感にリンクする。
どちらも、南仏の白が日本の海の恵みを軽やかに引き立てる組み合わせです。
他にも、
・カプレーゼサラダ（トマト＆モッツァレラ）
トマトの酸とモッツァレラのまろやかさが、ワインのフレッシュな酸味と調和。
・グリル野菜＋オリーブオイル
焼いた野菜の甘みと香ばしさが、ワインの自然な果実味を引き立てます。
ともお勧めです。
産地：フランス / ラングドック カマルグ
ブドウ品種：シャルドネ70%、ソーヴィニヨン・ブラン20%、
ヴェルメンティーノ5%、ヴィオニエ5%
アルコール：12.5度
味わい：白・辛口
栽培：
IGP サーブル・ド・カマルグ( 何百万年も前にローヌ川、海、風によってもたらされた、純粋な風成砂と海洋砂）とIGP ペイ・ドック( 粒子の細かい粘土質のローム土壌) で生産したブドウをブレンド。海に近い砂丘でのブドウ栽培は、灌漑や塩害に注意が必要で、さらに風による浸食から畑を守るためカバークロップを植えるなどの対策を行う。
醸造：
より品質の高いブドウを収穫するため、作業は機械で夜間に行う。ダイレクトプレスにより搾汁し、低温発酵で醸造。
インポーターコメント：
麦わら色に輝くゴールドカラー。洋ナシやグレープフルーツなどのフレッシュでジューシーなアロマ。口当たりはまろやかで飲みやすく、パイナップルなどのエキゾチックでトロピカルなフルーツのニュアンスがあります。ボトルにはカマルグの湿地を颯爽と駆け抜けるカマルグ馬が折り紙のタッチで描かれています。
【生産者について】
4 世代に わたる家族経営のワイナリーであるドメーヌ・ ド・モンカルムは中世城壁都市エーグ・モルト の東、プチ・カマルグの中心に位置し、現在 IGP サーブル・ド・カマルグに 40ha( 土壌の 95％が砂で出来ている )、IGP ペイ・ドックに 25ha( 粒子の細かい粘土質のローム土壌 ) のワイン畑を所有しています。
暑く乾燥した夏と穏やかな冬を特徴とする地中海性気候の恩恵を受けて、ブドウは完璧に熟し、香りの可能性を最大限に表現しています。カマルグのブドウ栽培はエーグ・モルト周辺で15 世紀ごろから始まりました。サーブル・ド・カマルグの呼称は砂質土壌に由来しています。カマルグは地中海に向かって流れるローヌ川の2 つの支流に挟まれた、広大な平原であり、ヨーロッパ最大の河川三角州です。ここにはユニークな野生の動植物が数多く生息し、国によって守られています。
ドメーヌ・ド・モンカルムは優れた品質のワインを生産するにはテロワールを尊重する必要があると信じています。そのため、自然環境を尊重し、維持すべく2008 年から全区画で持続可能なオーガニック農耕を開始、2011 年に認定されました
（インポーター資料）
