アンドレ・クルエ スピリタム・キャトル・ヴァン・セーズ NV / ANDRE CLOUET “SPIRITUM 96” NV
「1996年の“魂”が息づく、特別をそっと纏うロゼ·シャンパーニュ」
グラン・クリュ「ブジー」と「アンボネイ」。
偉大なテロワールに根ざし、古典と革新の間でしなやかに羽ばたく名門アンドレ・クルエ。その家が長い年月をかけて温めてきた“ひとつの夢”が、〈SPIRITUM 96〉という名のロゼ・シャンパーニュです。
“96年の魂(Spiritum)”——
その名の通り、1996年という歴史的ヴィンテージのグラン・クリュから造られたリキュールを用い、極めて低いドサージュで仕上げることで、熟成の深みとロゼの瑞々しさを同時に宿した稀有な存在へ。
グラスに注げば、ピンクゴールドの揺らめきとともに、熟した赤いベリー、ほのかなバラ、リンゴやチェリーの香りがふわり。
口に含むと、絹のようになめらかな泡がほどけ、甘やかな果実味と澄んだ酸、静かに寄り添うミネラルが美しく調和します。1996年のエッセンスがもたらす奥行きが、飲むほどにゆっくりと広がっていきます。
華やかさよりも“静かな贅沢”が似合うロゼ。
日常の乾杯にほんの少しの特別感を添えてくれる、まさに“上質カジュアル”な一本です。
【おすすめのペアリング】
●苺と生ハムのサラダ
ロゼの赤い果実味と、生ハムの塩気が寄り添い合い、果実の豊かさと旨みが引き立つ組み合わせ。
●サーモンのマリネ
サーモンの脂の甘みが、ロゼの酸とミネラルで軽やかに整い、余韻を長く感じられます。
●鶏もも肉の照り焼き
甘辛いタレがロゼの豊かな果実味と好相性。バラのニュアンスとほのかなスパイス感が、照り焼きの香ばしさを上品に引き上げます。
●ホタテのバターソテー
バターのコクを、透明感のある酸が心地よく受け止め、ミネラルが余韻をさらに長く。
生産者名:ANDRE CLOUET (アンドレ・クルエ)
原産地呼称:A.O.C. CHAMPAGNE Grand Cru
葡萄品種:ピノ・ノワール100%(ブジー・ルージュを少量ブレンド)
醸造:瓶内2次発酵。2020年7月にデゴルジュマン。7.1g/Lのリキュール・デ・エクスペディション。
「Spiritum 96(96年の魂)」と名付けられたこのキュヴェは、20世紀最高のヴィンテージのひとつと言われる1996ヴィンテージのワインをベースにしたリキュールをドサージュに使用したロゼ・シャンパーニュです。偉大なヴィンテージのエッセンスを加えることにより、若くフレッシュな味わいと、複雑さとコクが共存するロゼを造りました。通常のロゼ同様、ブジー・ルージュを少量ブレンドしております。
【生産者について】
アンドレ・クルエは、モンターニュ・ド・ランス南斜面の名だたるグラン・クリュ、ブジーとアンボネイを拠点とする家族経営のメゾンです。17世紀にルイ14世の軍務に就いた“青のクルエ家”の血脈を受け継ぎ、現在はジャン=フランソワ・クルエが当主として、その歴史的誇りと芸術的感性をシャンパーニュに昇華させています。畑の多くはピノ・ノワールの名産地として知られる特級区画で、手作業を重んじた栽培と区画ごとの個性を丁寧に汲み取る醸造が特徴。ステンレスとオークを使い分け、フルーツの透明感と熟成由来の複雑さを調和させたスタイルを追求しています。
また、クラシックな美意識と革新的アプローチを兼ね備え、象徴的なブルーのラベルや、特別なリザーヴワインを駆使した独自のキュヴェによって、唯一無二の世界観を表現。生産量は多くないながら、精密さと情熱が宿るシャンパーニュは世界中の愛好家に支持され、“上質カジュアル”を体現するメゾンとして高い評価を得ています。
(インポーター資料)
