フレールジャン・フレール VV26 NV / Frerejean Freres VV26 NV

「1926年植樹の古樹が導く気品」

フレールジャン・フレール「VV26」は、
コート・デ・ブランの三大グラン・クリュ、アヴィズ、クラマン、オジェのシャルドネを100％使用した、極めてピュアでエレガントなブラン・ド・ブラン。
その名が示すように、最も古い樹は1926年植樹のヴィエイユ・ヴィーニュ。
深く根を張った古樹が生む果実は、若木では表現できない奥行きと集中度を備え、ワインに静かな力を宿します。

澱とともに長期熟成されることで、泡は極めて細やかになり、白い花、レモンピール、チョーク、ブリオッシュ、アーモンドの香りが幾層にも折り重なります。
華美に主張するのではなく、静かに洗練されていくスタイル。
飲むほどにテロワールの純度が際立ち、時間とともに表情を変えていく姿に、グラン・クリュの真価が確かに感じられる一本です。

生産地：シャンパーニュ

葡萄品種：シャルドネ100%

コート・デ・ブラングラン・クリュ畑アヴィズ、クラマン、オジェのシャルドネ。

“VV26”の名称は最も古い樹が 1926年植樹の古木を含む区画を意味。古樹由来の凝縮した果実を使用。

醸造：

一番絞りのみを使用し、熟成期間は9年以上。マロラティック発酵は行い、ドサージュは2g/L

スタイル：エクストラ・ブリュット

厳選された古樹から丁寧に収穫されたブドウは、9年以上の長い歳月を経ることにより、柔らかく丸みを帯びた繊細で滑らかな印象。アーモンドや繊細な泡による僅かかなスパイスやバニラ、カスタードクリームの複雑なニュアンスが感じられ、長く続く余韻が楽しめます。

【生産者について】

フレールジャン・フレール（Frerejean Frères）は、ナポレオン三世時代から続くフレールジャン家の子孫であり、テタンジェ設立者ピエール・テタンジェの長男ギー・テタンジェの孫、ギョーム、リチャード、ロドルフ・フレールジャン・テタンジェの3人が2005年コートデ・ブランのアヴィズ村に設立したメゾンです。

比較的新しい生産者ながら、丁寧な手仕事と長期熟成を重視したクラフト・シャンパーニュとして高く評価されています。特にコート・デ・ブランとの強い結び付きが特徴で、アヴィズ、クラマン、オジェといったグラン・クリュの畑から良質なシャルドネを調達し、キュヴェごとに厳選した区画のブドウを使用しています。醸造は区画ごとに分けて行い、低温発酵、必要に応じたマロラクティック発酵、長期の瓶内熟成など、品質の純度を高める工程に重点が置かれます。特に上位キュヴェでは5年以上の熟成が基本で、ヴィンテージ・キュヴェを作るのに最低8年とじっくり時間をかけて造られており、泡の質、果実味、チョーキーなミネラルが繊細にまとまった、優しくも精密なスタイルを追求しています。

使用するブドウはすべて同地域、同質の土壌の畑から収穫されたものに限定しているため、テロワールの特徴がはっきりと表現されています。

こだわりのシャンパーニュは今や世界中のソムリエに高い評価を得て、美食レストランのオフィシャルブランドシャンパーニュとなっています。

（インポーター資料）