マルセル・ダイス リースリング 2023 / Marcel Deiss Riesling 2023
ダイスのリースリングは2005年ヴィンテージ以降、従来は別々に商品化されていたサン・イポリットとベブランハイムをブレンドして一本化することになりました。
※ サン・イポリット・・・1.8ha。平均樹齢25年。砂質、花崗岩質主体の軽めの乾燥土壌。酸がきりりと立ちしっかりとした構造を持つワインを生むテロワールで、特にリースリングとゲヴュルツトラミネールに向きます。花崗岩に由来する、塩辛くさえ感じる酸とミネラルも特徴的。
※ ベブランハイム・・・2ha。平均樹齢20年。古代には海岸だったというこの畑は、500~600メートルに及ぶ海洋微生物と砂礫質層が基盤で、表土は軽い石灰岩質。この土壌は水捌けと保熱性が良く、高い酸と豊かなコクが得られます。
たっぷりとした果実味とフィネス、エレガンスの両立。レモン、白桃、パイナップルなどを同時に想起させます。
それぞれのテロワールのブレンドにより、より一層複雑に、巨大なスケールとなった名作です。
生産地:アルザス
葡萄品種:リースリング100%(平均樹齢20年)
サン・イポリットとベブランハイムをブレンド。
スタイル:白・辛口
(インポーター資料)
【生産者について】
Domaine Marcel Deissは、アルザスにおいて“テロワール”という言葉を最も深く体現する造り手のひとつです。
現当主であるJean-Michel Deissは、品種ではなく土地そのものの個性を表現することを信条とし、区画ごとの混植・混醸(コンプランタシオン)を実践。単一品種表記が主流のアルザスにあって、あえて畑名を前面に出す姿勢は、地域の価値観に静かな問いを投げかけてきました。
ビオディナミ農法を取り入れ、収量を抑え、完熟を待つ。
そのワインは、芳香の華やかさだけでなく、地層の奥行きを思わせる密度と塩味を帯びたミネラルが印象的です。果実は豊かでありながら決して奔放ではなく、常に構造を備え、長い余韻へと静かに続いていきます。
アルザスという土地の複雑さを、一本のワインに織り込む生産者です。
